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ドイツ銀の予測では、2020年には1BTC1,000万円に達するという

ドイツ州の銀行が公表したレポートによれば、ビットコインは少なくとも来年2020年には1BTC1,000万円(9万ドル)を突破する可能性が高いと指摘しています。

理由は「半減期」というメカニズムにあります。

そもそも、ビットコインの総発行数は2,100万ですが、これから120年もの年月をかけて市場に発行されていきます。

ビットコインはマイニングという手法で掘削しているのですが、ビットコイン発行量の調整を目的に、マイニングを行うことで得られる報酬が半分になってしまう半減期というタイミングが4年に1回の割合であります。

発行量が抑えられることで、市場流通量が減ってしまうことから、相対的にビットコインの価値は上昇します。

次の半減期は2020年5月24日前後であり、過去2回の半減期でも価格が上がっていることから、再度値を上げる可能性は高いのだ。

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デモが激化する香港で、ビットコインの出来高が急増

なお、ビットコインに追い風なのは、世界的な情勢不安も起因しています。

たとえば、米中貿易戦争の激化によって、ビットコインが100万円の大台を回復させたことは記憶に新しいですが、最近では香港でもビットコインが買われまくっており、出来高が急上昇しています。

香港はかつて、150年以上にわたってイギリスの植民地でした。

しかし、1997年に中国に返還されてからというものの中国政府の介入が続き、イギリス植民地時代から続いていた自由が保障された資本主義社会が崩壊しようとしているのです。

香港で大規模デモのきっかけとなったのが「逃亡犯条例」が提出されたことで、この法案が通れば、たとえ自由が保障された香港で中国政府に不利になる発言をすれば、ただちに中国に連行されることもあり得るのです。

香港人は自分を中国人と考える人はほとんどおらず、香港に誇りを持って生きているので、中国のような共産主義に染まるのは心の底から嫌なのです。

とはいえ、デモの激化で香港の経済状況は悪くなる一方で、株や不動産価格なども急落しています。

安全資産として香港人が目を向けたのがビットコインということで、先週は週足では3番目の高さとなる172.8BTC、通貨換算すると1.5億円(142万ドル)もの出来高を記録しています。

つまり、世界情勢が混沌さを増す中で、ビットコインを今から仕込むのは、かなり効果的な投資方法と言えるというわけ。

なお、チョコは「コインチェック」を利用してビットコイン投資を行っているので、ビットコイン投資を始めたい方は同じ取引所を使うのがオススメです。

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ポートフォリオの一部に組み込むのはかなり有効だよな

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