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AIはイギリスの産業革命以上に世の中を変える魔法か 

ホリエモンがAIなどの発達で、これまで人間がしていた労働や作業などをコンピューターやロボットなどが肩代わりしてくれる時代が10年後に来ると断言しています。

そのため、人間は仕事をしなくなることで生活コストも自然と下がるといい、好きなことを仕事にできる時代が来るとも述べています。

結果的に、これからの時代は働かなくて生きていけるので、ベーシックインカムが本格化するとのストーリーです。

これに多くの批判が殺到したのも事実ですが、ホリエモンは「AIやロボットが人の仕事を代替し富を生み出してくれる。私は色んな技術者や科学者と知見を大いに広めてきた。その上で言ってる」と反論しました。

そもそも、ベーシックインカムとは毎月政府から一定額が給付される制度です。

財源の問題もありますが、ベーシックインカムが導入された場合、国民が働かなくなるどころか、むしろ生産性が向上されるとの声が大きくなっている側面もある。

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ベーシックインカムで解決出来ることは多い 

働かざるもの食うべからず、は、もう古い倫理観なのだと私は思う。

農業革命で人々は飢えることからある程度開放された。
産業革命で人々は労働時間からある程度開放され、余暇の時間を持つことができるようになった。
実は、多くの人はもう働かなくてもよくなった状態にあるのかもしれない。

でも働かないといけないという古い倫理観は残り、実は社会全体の富を増やす労働ではなく、社会全体の富を食いつぶしている負の労働があるのではないか、と思っている。

月20万の給料を貰って、実は社会全体は、その労働を作り出すのに月30万のコストをかけている、というような。

だったら、ダイレクトに20万渡せば10万円セーブできるんじゃないかと思う。

例を挙げるのはここでは控えるが、いくらでもあると思う。

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出典:http://horiemon.com/34530/

そもそも、本来「働く」とは、世の中に価値を創造することです。

たとえば、YouTuberは遊んで大金を得ていると何かと批判の的ですが、YouTuberは世の中にエンターテインメントを提供しているから、その見返りとして対価を貰えるわけです。

とはいえ、彼らは毎日毎日寝る暇を惜しんで動画を撮り続け、ブラック企業顔負けのブラック労働をしています。

トップYouTuberのヒカキンは、自身のYouTubeチャネルにおいて、ほぼ不眠状態で動画を作成する過酷な生活を公表しています。

しかし、YouTuberはイヤイヤ仕事するどころか、生き生きと仕事をしている。

なぜ、イヤイヤやっていないかというと、それは強制ではなく「自分が好きなことを職業としているから」です。

彼らが仮にBIで定期的にお金がもらえたとしても、YouTuberを辞めるなんてことはまずないでしょう。

つまり、本来の働くという意味を履き違えてしまう社会になっているからこそ、ブラックな会社が横行し、人々の働く意欲が失せているのです。

ベーシックインカムが導入されれば、人々は本当にやりたいことをやる機会に恵まれ、次々と革新的なサービスが生まれる可能性は高い。 

そのため、イノベーションが失われた日本でも、ベーシックインカムによって救済されることも大いにあり得る話と言えるでしょう。

社会保障費がBIで一本化されるのはデカイと思うわ

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時間革命 1秒もムダに生きるな
堀江貴文
朝日新聞出版
2019-09-20