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戦略をガラっと変えて顧客の心を掴んだ丸亀製麺 

丸亀製麺は安価なのにめちゃくちゃ美味しいうどんが食べられると評判です。

実際にチョコも釜揚げうどんが好きで良く食べていますが、飽きのこない味かつお財布に優しいので利用する頻度は高いです。

しかし、丸亀製麺は業績不振が目立っており、親会社のトリドールはわずか1日で-20%以上の株価大暴落となったりと冴えません。

テコ入れとして単価の高いフェア商品などでアピールをしていましたが、フェアが終わればまた売り上げは元通り、ビジネスとしてジリ貧に陥っていたのです。

丸亀製麺はこの現状を打破しようと、低迷に喘いでいたUSJをV字回復に導いたマーケティングの鬼と知られる「森岡毅氏」を起用した。

結果、丸亀製麺は売上高と来客数がここ半年の間に戻り始めたのである。

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森岡氏と組んでマーケティングに力を入れた 

森岡氏によれば、丸亀製麺に足りていなかったのはマーケティングだと言います。

味や価格はあり得ないほどの高クオリティなのに、まだ丸亀製麺を食べたことの無い層に全くアピール出来ていなかったのです。

たとえば、丸亀製麺は売上が落ちた時は単価の高いフェア商品でアピールを図っていましたが、これでは既存客への施策に留まり、うどんをあまり食べたがらない新規顧客にはアピールが出来ていなかったのです。

森岡氏は丸亀製麺のCM制作に関して「すべての店で、粉からつくる」というチェーン店ではあり得ない手間暇がかかった商品を提供していることを全面に押し出すようにした。

外食時にうどんを選ぶ人が少ない関東において、うどんをあえて外食で食べてみようという気持ちにさせることが重要だと踏んだのだ。

事実、丸亀製麺はチェーン店なのに関わらず、うどんのコシはしっかりしていて、味も濃厚でこれが290円で食べられるとは到底思えない美味しさである。

森岡氏は外食企業が陥る罠として、客単価を上げようと高価格のメニューを増やしたり、あるいは逆に価格を下げたり、1杯無料にするキャンペーンを打ったりして客数を増やそうとする小手先の企画は、ブランド価値を毀損するだけで何のトクにもならないと指摘します。

マクドナルドや吉野家が急回復を見せた背景には、ブランド価値を広く浸透することに成功したからで、双方の株価は過去最高値を更新し続けている。

丸亀製麺の親会社トリドールの株価は1年前の4,000円から既に2,400円になってしまったが、ブランド価値が上昇することで4,000円に戻る可能性は高いでしょう。

なお、トリドール株を買うには1単元(100株)24万円は最低購入資金として必要なので、そんな大金は持ってないと嘆く人も多いでしょう。

しかし、「SBIネオモバイル証券」ならば1株から買えるだけではなく、Tポイントを購入費用に充てることが出来るので、投資初心者でも気軽に株を買えてオススメです。

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丸亀製麺とか安いのにマジで美味しくてびびるw

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