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安売りしか能がないビジネスモデルはジリ貧だと指摘 

いきなりステーキや鳥貴族のビジネスモデルは長くはない。

逆に吉野家のサーロインステーキ特撰すきやき重860円は良い方向性。

やっぱり値段は高くしていかなきゃいけない。

鳥貴族とかは(味や品質に比べて)値段が安すぎて、その結果働いている人たちの時給もかなり低い。

よくやってると思いますよ。

鳥貴族とかいきなりステーキの営業利益率2%ですけど、これはもはや利益が出てるって言うのか?

致命的なのが、鳥貴族とかみんな安いから行ってるわけで、高くしたら行かないでしょ? 

吉野家と理由は違うんですよ。

吉野家って吉野家の牛丼が好きだから行ってる人が多いから、値上げしても続けていけるんですよ。

吉野家って既存の牛丼チェーンで安いかって言われたら、別にそうでもないですよ。

吉野家の牛丼が好きっていうファンを大事にすべきだし、ちょっとくらい値上げしても食べにいくんですよ。

なので、続けていける企業っていうのは「この企業のモノじゃないとダメだ」というブランドを作ることに成功していて、価格競争をしないんです。



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高い値段設定なのに爆売れとなった特選すきやき重 

吉野家が7月に発表した第1四半期決算では、純利益が11億円の黒字と急回復していることから、株価は10年ぶりの高値を奪還した。

1.8mmの薄さにスライスしたサーロインの生肉120gがドドンッとのった吉野家で楽しめるちょっぴり高級な牛肉メニュー「特選すきやき重」が、860円の牛丼チェーンとしては比較的高い値段設定にも関わらず初日から品切れ続出の状態となるなど絶好調だ。

一方、鳥貴族は業績不振が続いており、既に1年前の株価4,000円から2,000円まで暴落している。

鳥貴族が業績不振に陥った原因はホリエモンの指摘通り「値上げ」でした。

鳥貴族は2年前までの28年以上もの間、ずっと全品280円を維持してきました。

しかし、昨今の原材料費や人件費の高騰により、現行の価格が維持できなくなり全品298円の値上げに踏み切りました。

わずか18円の値上げは想定以上の影響でした。

値上げ半年後の2018年7月には、利益を従来予想の22.8億円から14.3億円と下方修正する結果となり、実に37%もの減少でした。

さらに、増益率に至っては、なんと60%増から0.8%増に大幅縮小、2018年下期の利益も従来予想14.2億円から5.8億円と59.2%もの減額となった。

たった10円ちょっとの値上げで、人々は鳥貴族に足を運ぶのをやめてしまった。
 
今年に入っても客足は遠のくばかりで、鳥貴族は2019年7月期の利益を上場後初の赤字としたのです。

株を買うならば、価格競争で戦う企業ではなく、ワイドモートを持ってガンガン値上げが出来る企業を買う必要があるのはこのためです。

なお、吉野家株を買うには1単元(100株)23万円は最低購入資金として必要なので、そんな大金は持ってないと嘆く人も多いでしょう。

しかし、「SBIネオモバイル証券」ならば1株から買えるだけではなく、Tポイントを購入費用に充てることが出来るので、投資初心者でも気軽に株を買えてオススメです。

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マクドナルドも安売り競争をやめたら業績が急回復したからねぇ

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吉野家で経済入門
安部 修仁
日本経済新聞出版社
2016-02-25