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若者は特に出世に興味がない人が多い 

日本は出世意欲が最低、断トツで自己研鑽していない国に【アジア太平洋14か国調査】

びっくりするような数字が並んでますが、

「日本だけが一人負けといってよい特異な結果の理由は、日本型雇用が直面している機能不全と切り離すことは極めて難しいと指摘」

と。


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給料に全く見合わない激務を強いられる管理職 

日本人に出世意欲がないことはよく知られている事実です。

たとえば、厚生労働省が公表した「労働経済の分析」によると、ヒラ社員の6割以上が、課長などの管理職に就きたくないことが分かっています。

昇進についてのアンケートによれば、「管理職以上に昇進したいとは思わない」が61.1%にも上り、「管理職以上に昇進したい」はわずか38.9%に留まります。

昇進を望まない理由は、責任が重くなることが嫌気される原因で最も多く、71.3%にも上ります。

特に20代、30代は昇進には興味を持たず、給料はそこそこでいいからライフ・ワーク・バランスを重視したいと考えている。

一方、おじさん世代は「出世=良いこと」という常識があり、昇進意欲がある人が多く、会社に尽くすのが生き甲斐と思う人がいまだに多い。

なぜなら、昇進すると給料が上がる、仕事における裁量が上がる、部下が増えるのでリソースが増える、社内外のステータスが上がる、周囲の扱いが変わる、そして、何よりも家族や友人にも自慢出来るからです。

とはいえ、時代の変化により管理職になったから給料が上がるわけでは無く、残業代が出なくなることで逆に給料が下がることも多い。

業務量も責任も増えることで精神的に追い詰められ、「管理職を辞める管理職」も出始めているのが現実だ。

ぶっちゃけ今の時代の出世はただの罰ゲームだね

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悪いヤツほど出世する
ジェフリー・フェファー
日本経済新聞出版社
2016-07-22