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9回目の国家破綻のフラグが立つアルゼンチン 

アルゼンチン株価指数であるメルバル指数が1日で37.9%下落した。

アルゼンチン通貨であるペソも、同日に25%下落するという事態に見舞われた。

背景には、同国の大統領予備選において、左派のフェルナンデス氏が現職のマクリ大統領に大勝したことでした。

アルゼンチンはもともと経済破綻寸前で、負債はGDPの77%、この3年で3,000社以上が倒産しています。

経済政策に力を入れると明言していたマクリ大統領が大敗となり、ポピュリズムを掲げるフェルナンデス氏が大統領に就任するとなれば、アルゼンチンはますます経済的に困窮することは必至です。

この結果により、投資家らはリスク回避からアルゼンチンから資金を引き上げた格好で、もともと流動性が低かったアルゼンチン市場はブラックマンデーと呼ぶに相応しい大暴落となったのだ。

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アルゼンチンの栄光と転落の過去を再び歩むのは中国 

昔のアルゼンチンは、今では想像も付かないですが「先進国」の仲間入りをしていました。

6%にも及ぶ経済成長を30年連続で記録、世界4位のGDPと、世界が憧れる富裕国であったのです。

特に、首都であるブエノスアイレスは、「南米のパリ」とも称され、南米とヨーロッパを融合させたユートピアと呼ばれているほどの国家でした。

しかし、「南米のパリ」も「借金」によって呆気なく終わりを迎えます。

1950年代に打ち出された過剰なまでの保護政策と、壊滅的なオイルショックにより、アルゼンチンは急激な不景気に見舞われることになります。

その後、戦争にも巻き込まれ敗北、1980年代には5000%の超ハイパーインフレが発生し、国家は危機に瀕しました。

そんなアルゼンチンは世界の基軸通貨であるドル建て債券を発行することで、ハイパーインフレを回避したのです。

しかし、その副作用が強烈で、反動からペソや自国の債券が暴落してしまい、一気に破綻に追い込まれてしまいました。

国家破綻した根本的な背景には、抱えていた借金の大半がドル建てだったことが要因でした。

つまりは、国の大半を外貨に頼っていたことで、自国通貨のコントロールが出来なかったわけです。

それ以降、アルゼンチンは過去8回も国家破綻に陥っており、今回破綻となれば合計9回と世界新記録を樹立する見込みです。

ちなみに、過去のアルゼンチンの栄光と転落のストーリーをそっくりそのまま歩む可能性が高い国は中国です。

中国の外貨負債は年を追うごとに増えまくっており、習近平の膨張主義は既に限界に達しようとしています。

中国のドル債務依存がここ2年で35%も増えててヤバイ・・・

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