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サービス改悪が続くアメックスカード 

アメックスはVISAやMasterCardと異なり、手厚いサービスとステータスの高さから人気があるカードです。

利用シェアは圧倒的にVISAやMasterCardに負けているものの、比較的お金持ち向けという差別化を図ることで一定の根強いファンに支えられたクレジットカード・ブランドと考えてよいでしょう。

世界の大富豪ウォーレン・バフェットやビル・ゲイツも保有していることでも有名ですね。

しかし、最近はアメックス自身がそのステータスを傷付けるような施策を取り続けていることから、アメックスホルダーからはブーイングが起きています。

たとえば、アメックスプラチナカードは、招待制かつメタル製仕様で高級感に溢れ、持つ人を魅了して止まないカードとして人気が高かったのですが、最近になってサービス改悪が続います。

並べてみるだけでこんなに。
・招待制不要の申し込み制に代わり底辺でも持てるように
・レストラングルメ優待特典であるファインダイニング廃止
・高級ブランド店での買い物優待特典であるファインショッピング廃止
・ぼてぢゅう税込3,400円までの無料注文廃止(同伴者1名無料も廃止)
・有名ゴルフコースのプレー代が無料になるプリファードゴルフ廃止
・新規追加サービスは一切無しなのに年会費14万円は変わらず
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オレンジがVISA、ブルーがアメックス 

さらにアメックスは8月以降、プライオリティパスを保有している会員に対し、レストラン、バー、カフェなどの利用が対象外となることを発表した。 

プライオリティパスとは、航空会社や搭乗クラスを問わず、事前予約なしで空港のVIPラウンジなどが使える特典カードで、アメックス利用者にとっては重要なものでした。

アメックスは一般カードにあたるグリーンカードでさえ年会費が12,000円かかるカードなので、それ相応のサービスを受けることが出来ます。

今は無料発行、年会費永年無料のカードが増えている中で、あえてアメックスを使うユーザーはステータス性とアメックスにしかない特典を求めているためで、それが改悪続きとなれば解約するユーザーは当然ながら増えるでしょう。

加盟店は圧倒的に少ないし、高い年会費を支払って改悪続きと、アメックスはユーザーをナメているとしか言えません。

これを象徴するように、アメックスはVISAやMastercardと比べても株価は低迷、大きく水をあけられる事態となっています。

ここでVISAやMastercardに流出が続けば、さらなる低迷にダメ押しとなることは確実であり、ホルダーは警戒する必要があるでしょう。

クレジットカード株が欲しいなら、アメックスは避けた方が無難です。

「バフェット銘柄だから」

と安易にアメックス株を買えば、クラフトハインツのように投資家はほぼ確実に火傷を負いますwww

ダウからアメックス除外してMasterCard入れてほしいわ

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