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株価は高値から2分の1へ、以降低迷が続く 

遡ること1年前、「脳死で買い漁るだけで億り人」「一生一緒にエヌビディア」と言われた、AI時代の大本命である半導体大手エヌビディア(NVDA)の決算が奮いません。

同社が今月発表した第4四半期決算内容によれば、売上高は前年比24%減の22億500万ドル、営業利益は73%減の2億9,400万ドル、純利益は49%減の5億6,700万ドル、1株利益(EPS)は48%減の0.92ドルと、目も当てられない減収減益となりました。

背景には仮想通貨の人気低迷があります。

同社はもともと高解像のゲーミング用PCで利用する高度な処理能力を保有するGPUが売上の中心でした。

その処理能力が仮想通貨のマイニングに転用出来るとし、仮想通貨ブームに沸いたビットコインバブルでは同社のGPUの生産が追い付かないほどの需要増となった。

20ドル以下で推移していた同社の株は、あっという間に300ドルを突き抜け、億り人を量産した。

しかしながら、仮想通貨の価格暴落とともにマイニングは採算が取れなくなり下火になり、同社のGPUは販売不振に陥った。 

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自動運転レベル3の壁が高すぎる 

同社が投資家から期待されていた背景には、仮想通貨以外にもあります。

それは、来たるAI時代到来における自動運転技術などに転用出来ると期待されたことです。

自動運転はカメラを用いて、コンピュータが画像処理の結果から走行ルートを決定し、安全な運転を行います。

そのためには、まずはリアルタイムに遷移する大量の画像データを処理しなければなりません。

同社がゲーミング用PCで行う高解像度の画像処理技術を有したGPUは、まさに自動運転に欠かせない「核」として、利用が期待されていたのだ。

しかしながら、自動運転が普及する兆しは未だに見えません。

そもそも、自動運転には5段階のレベルがあるのですが、レベル3の「機械が中心の運転」が遅々として進まず、レベル2で止まっています。

レベル3になれば運転手が運転中にスマホを見ながら運転してもOKとなるレベルですが、これで事故が起こった場合は自動車メーカーの過失になってしまうことから、自動車メーカーは二の足を踏んでいてレベル2まででしか実装が困難であるためです。

また、まだまだ機械中心の運転にスライド可能な技術レベルに至らないという要因もあります。

つまり、エヌビディアは確かに高度な実力を有した優良企業には間違いないが、時代を先取りしすぎていた。

自動運転が実用化される頃には、インテルやAMDなどの半導体大手も高度な処理が実現可能な商品を出してくる公算が高く、エヌビディアの優位性は崩れるでしょう。

期待先行型のグロース株は利確タイミングがめちゃくちゃ大事

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