ビットコインのような人口増加バブルだった日本
少子高齢化問題がより深刻さを増しています。
厚生労働省が発表した人口動態統計によれば、昨年生まれた子どものは91万8,397人で、過去最低を更新しました。
3年連続で100万人を割ったことになり、今後も増える見込みはありません。
政府の予想では、このままのペースでいけば2030年には日本の人口は1,000万人減り、さらに2050年には2,000万人減り、そして2100年には5,000万人前後の人口数になると言う。
これは多くの国民が犠牲となった終戦時よりも人口数が下回ることを示しており、国の弱体化は避けられません。
バブル崩壊後、政府は票獲得のために高齢者ばかり支援して、現役世代は放置した。
特に氷河期世代は「なかった世代」として扱い、対策を立てなかった。
出生率が毎年のように最低を更新するのは、これらの世代が結婚出来なかったことで、将来的に深い影響を与えている事実そのものなのだ。
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出生率も右肩下がりで、解決の糸口は見つからず
そもそも、人口が減り続ける国が成長したことは歴史を遡ってもあり得ません。
内需も弱くなり、経済は弱体化し、軍事レベルが下がり、税金は上がり、そして優秀な人が誕生する確率も低くなる。
人手不足で多くの企業は淘汰され、イノベーションも今以上に無くなるでしょう。
一方、成長している国は必ずと言っていいほど人口が増え続けています。
たとえば、近年は中国やインドの成長が顕著ですが、成長を続ける根本的な理由は彼らが単に人口ボーナスの恩恵を受けているためです。
人口が増えれば、内需は強くなり、経済は強化され、軍事レベルが上がり、税金は下がり、そして優秀な人が誕生する確率が高くなる。
国内だけでも様々なイノベーションが起き続け、海外に通用する企業が多く誕生します。
世界No.1のアメリカでも人口ボーナスの恩恵は漏れなく受けていて、たとえば今のアメリカの人口数は3億人ですが、あと30年後には4億人にまで到達する予定です。
日本が人口減少問題を解決するには移民を受け入れるしか術がありませんが、独特な島国文化、世界で最も複雑と言われる日本語、他国と比べて低い給料と、近年ではそもそも外国人が日本を拒絶し始めている。
ひとつ言っておきますが、人口減少のチャートは株価チャートと相関します。
2100年にもなれば、日経平均は1900年の5,000円以下に逆戻りするでしょう。
戦争が起きてないのに終戦時より減るってヤバくないかwww
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