E1D0A6DC-3E55-4570-B38A-6C79FA24AABE
昨今におけるタバコ株の暴落は、ESG投資の加速がある 

環境や社会に配慮、ガバナンスを重視した企業に投資するESG投資が、ヘッジファンドを中心に運用規模を膨らましています。

昔からESG投資という概念そのものはあったものの、特にその流れが加速したのは2016年のことでした。

世界各国で広がる環境破壊問題や、トランプ大統領誕生から起因した世界的な情勢不安から、人々はより環境や社会に配慮した企業の商品やサービスを買うようになった。

特に若者たちを中心にはその思想が強く、多少値段が張っても環境に配慮した商品を買うことがカッコイイと考える。 

SPONSORED LINK


981E811C-ED77-463C-B280-35971118F0A0
ESG投資の規模は年々膨れ上がっている 

たとえば、スポーツウェアでお馴染みのドイツ企業アディダスは、ESG投資に適合した企業の1つです。

現代では多くのゴミが海に捨てられていて、中でもプラスチックゴミは「マイクロプラスチック」と呼ばれるやっかいなゴミで、決して海に溶けることはありません。

海の中で細かく砕かれ、目に見えない小さなプラスチックを魚などが食べることで、生態に悪影響を及ぼし、いずれ人間にも悪影響を及ぼします。

アディダスは、少しでも海のプラスチックゴミを減らそうと、海洋環境保護に取り組むParleyと提携し、海に捨てられたプラスチックのゴミからスニーカーを開発・製造・販売することを目指しました。

通常であれば、多大なコストがかかる商品になりますが、アディダスの発表によれば、この「海のゴミで作ったスニーカー」はウルトラ大ヒットし、なんと1年強という短期間で100万足が売れたというのです。

つまり、ESG投資に適合した企業は多くの人々に支持され、業績を伸ばしやすいメリットがあります。

ヘッジファンドも、そのカラクリを熟知していることからESG投資に積極的で、既に規模は2,500兆円以上もの規模に膨らんでいる。

反対に、ESG投資はタバコや酒などの健康を害する商品を作る会社や、兵器などの人々を殺める製品を作る企業の株は徹底的に排除する。

タバコ株が暴落し出したのがちょうどESG投資がブームになった2018年あたりなので、この因果関係は無視できない。

とはいえ、裏を返せば、業績とは関係なくヘッジファンドが多額の資金をタバコ株から抜き去ったことで株が暴落していることを鑑みれば、タバコ株は過去にないほどのバリュエーションで放置されている状態とも言えます。

不人気かつ割安になっている優良株ほど、数年後にやってくる見直し買いで急上昇する性質を持つため、アルトリア(MO)やフィリップ・モリス(PM)が欲しい投資家は、まさに叩き売られている今こそ買いなのかもしれませんね。

今タバコ株買っておけば中長期で配当+値上がり益が狙えそう

SPONSORED LINK