line05
LINEほどの超大手でも、VISAの力を借りなければならない 

LINEがVISAと包括的パートナーシップを組んだことにより、LINE Payに対応してない店舗でも世界中のVISA加盟店でLINE Payが利用出来ることで話題を呼びましたが、今度は物理カードであるVisa LINE Payカードを発行することが話題です。

中でもデザインがかっこいいと注目されており、日の丸を意識した真っ赤なカードで東京オリンピックロゴも刻印されています。

2020visacard-1-e1561625694337
 スペシャルデザインカード

これは、VISAが東京オリンピックの独占決済パートナーであることから生まれた限定スペシャルバージョンで、申し込み殺到は必至でしょう。

年会費は初年度が無料で2年目からは1,250円かかりますが、年1回の利用があれば毎年年会費は免除されるとのこと。

さらに、初年度は3%のLINEポイント還元で、次年度でも最大2%の還元を受けられる。

VISAの新技術であるタッチ決済にも対応しており、クレジットカードマニアには喉から手が出るほど欲しいカードに仕上がっているのは間違いない。

SPONSORED LINK


wtr358-20190129-deguchi_1-580x402
キャッシュレスが遅れる日本でも、確実に決済は増加している 

このように、LINEほどの大企業がVISAと提携しなければならないほど、VISAなどの既存決済大手は決済市場を独占していると考えて良いです。

LINE以外でも世界中でキャッシュレス戦争が勃発しているわけですが、AppleカードがMasterCardと提携するなどの例もあることを鑑みれば、やはり超大手でさえ切り崩せない領域がクレジットカードというものです。

これこそワイド・モートの極みであって、今後もクレジットカード・ブランドが伸びる要因のひとつであると断言も出来るでしょう。

クレジットカード決済額は世界中で膨れ上がっており、野村総研の調査によれば韓国は96.4%、中国は60%、シンガポールは58.8%にも上るそうです。

一方、日本では19.8%しかないのが現状ですが、そんな日本でもキャッシュレス決済額は年々伸び続けて来て60兆円を突破しています。

政府が直々にキャッシュレス対応を促進するなど、VISAやMasterCardといった大手クレジットカード・ブランドは強力な追い風になっているわけです。

たとえば、VISAやMasterCardはいずれもPER30倍以上と少々割高という声もありますが、たとえ今の株価が割高に見えても、業績が株価に猛追していることから株価上昇は既定路線と考えるべきです。

投資家としてキャッシュレス化の波に乗って恩恵を受けたいのであれば、クレジットカード・ブランドに投資することが賢明と言えそうです。

VISAこそ米国株最強の株に間違いないわ

SPONSORED LINK