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第一次安倍政権当時から、年金問題は紛糾していた 

老後に2,000万円の火消しに躍起になる安倍政権ですが、あくまで年金こそが老後の生活の要として「100年安心」という決まり文句を強調しています。

そもそも、この「100年安心」を言い出したのは、2000年初頭の小泉政権時代でした。

この頃、マクロ経済スライドと呼ばれる、物価や賃金上昇などのインフレなどの情勢に合わせて、年金支給額を自動的に調整する仕組みを採用しました。

安倍総理はこのマクロ経済スライドがあることで、年金支給のみで人生100年時代を生き抜くことが可能であると第一次安部政権の時代から主張しており、金融庁の報告書の火消しにもこの説を唱えることで全面否定しているのです。

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マクロ経済スライドは今の日本では危うい 

しかしながら、このマクロ経済スライド方式にも欠点があります。

それは、物価などが上がることで年金が増える仕組みならば、当然ながらその財源を確保しなければならないことです。

たとえば、安倍総理は負担を増やすことなく年金を増やすことなど不可能と主張しており、財源確保の唯一の道は日本経済が持続的に成長することだと述べました。

「日本経済が持続的に成長する」

これはまさに絵に描いた餅そのもので、今の日本では相当難しい夢物語と言えます。

少子高齢化によって内需が見込めないこの国で、長期的に経済成長を成し遂げるためには、海外に打って出て外貨を稼がなければなりません。

しかし、日本企業はすでに30年以上イノベーションが起きず、日本人しか使わないガラパコスな商品やサービスしか生まれていない現実があります。

それどころか、昔は日本のお家芸でもあった家電は中韓にシェアを奪われ、ソニーが得意としていたデジタル製品もAppleなどのアメリカ企業に攻め込まれてしまったのです。

今や日本が海外で稼げるのは自動車だけであるわけですが、自動車でさえ中韓の企業が台頭して世界シェアを奪う構図になっており、日本企業が喰われるのも時間の問題である可能性があります。

つまり、人生100年の柱を年金とすることは確かに経済成長が必要不可欠であるわけですが、経済成長するためのエンジンをすでに日本は持ち合わせていないので、年金制度は事実上破綻したと捉えることが出来るわけです。

多くの人は自分の老後は年金が貰えないとして資産運用を始めていますが、未だに本気で政府の大本営発表を信じ込んで年金をアテにしている脳内お花畑の情弱は、貧困老人真っしぐらで定年後40年間ひもじい貧乏生活が待っているので注意した方が良いですwww

年金は国家ぐるみの詐欺!犯罪www

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