ビットコインバブルに沸いた2017年。
世間では「億り人」なる言葉が流行し、ビットコインを買えば「寝ているだけでお金が増えている」とのパワーワードまで誕生した。
ビットコインが一気に1BTC200万円に駆け上がった際も「今買わないやつは人生の負け組」と、頭のネジがぶっ飛んだように有り金全部をぶちこんで、人生一発逆転を狙う投資家が急増した。
しかし、ビットコインは1BTC200万円を付けた後、わずか1年で40万円以下まで暴落してしまった。
人気テレビ番組EXD44では、仮想通貨で大損した芸人が軒並み登場する回も組まれ、数十万、数百万円損したと語ったり、ICO詐欺に騙されたと後悔する芸人もいた。
仮想通貨は1年以上低空飛行を続け、話題にすらならなくなった今、突如暴発したことで億り人が続出しているという。
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そもそも、なぜビットコインは突如暴騰したのでしょう?
その答えは、行き場を失った巨額投資マネーです。
米中貿易戦争によって世界の投資家がリスクオフの姿勢となり、リスク資産である株式から資金を引き上げる動きが活発化されました。
その後、ゴールドなどの安全資産に多額の資金が流入したものの、仮想通貨にも一部の資金が入り込んだと見られています。
仮想通貨は時価総額が低いので、株式では到底動かない資金ボリュームでもカンタンに相場を押し上げることが可能である特徴があります。
上昇するチャートにつられて個人投資家が群がったことによって、ビットコインは100万円を突破、その後もイナゴたちによるマネー流入で上昇し続けているわけです。
とはいえ、株式市場を眺めればFRBの利下げ発言によって、再び巨額の投資マネーが株式に再流入していることは仮想通貨投資家は留意すべき事実です。
S&P500指数は昨日、過去最高値を更新し、米国株を中心とする世界株式はバブルの様相を呈するともアナリストは分析しています。
つまり、行き場を失って流れ込んでいた仮想通貨への資金は、今徐々に引き上げられつつあるということであり、ビットコイン相場は既に盛大なるババ引きに突入している可能性が高い。
しかしながら、若者の間では仮想通貨が投資対象として浸透し始めているのも事実です。
Facebookもリブラで仮想通貨市場の参入を表明したことで、今後数十年かけて世間に浸透することも十分に考えられると言えよう。
仮想通貨はボラティリティが高くギャンブル要素が強いため、資産形成にはハイリスクではあるももの、少額で遊ぶ程度であれば面白い投資対象でしょう。
このバブルで200万円に到達するかがポイントですな
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