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楽勝就職、多額のボーナス、人生楽勝だったバブル世代 

PGF生命が今年60歳となる還暦男女2,000人を対象としたアンケートによれば、貯金100万円未満であると回答した人が全体の24.7%に上りました。

これは4人に1人は100万円未満の資産しか持っていないことを示しており、改めて「老後2,000万円必要」との金融庁報告資料にほど届かない実態が浮かび上がります。

とはいえ、この世代の貯金額の平均を眺めると2,956万円となっていることから、資産がある者、ない者とで2極化が進んでいることも分かります。

これらの世代は「逃げ切り型世代」で、バブル期を謳歌し、税金も低く、それでいて退職金も最も多く貰い、年金もかろうじて受け取れる年齢と言われている。

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今の60代は最も恵まれている世代 
バブル謳歌した世代が100万円持ってないとかおかしいだろ
どんな生活したらそうなるんだよ 
定期昇給あって誰でも正社員だった時代に
それにも関わらず貯金が100万円未満が4人に1人もいるということは、もはや計画性無しに遊び呆けていたとしか言えず、いくら貧困老人に陥っても見捨ててもいいレベルと言えよう。

しかしながら、結局このような人のために生活保護費などで多額の税金が使われ、現役世代が増税という煽りを受けるのである。

とはいえ、バブル期を謳歌した高齢者でさえこの有様なわけですから、私たち現役世代が還暦を迎える頃には2人に1人が貯金100万円未満となっていてもおかしくはないし、むしろもっと酷いかもしれません。

特に40代は就職氷河期で非正規雇用が多く、昇給もなければボーナスもなく、そして退職金もありません。

昨今、政府が「就職氷河期世代支援プログラム」を発足するなど、重い腰を上げて対策に乗り出してはいるものの、救済されるのは一部だけであり、全て人が正社員になることは不可能です。

本来、還暦過ぎの貧困老人は「自己責任」として見放す一方、これらの世代の支援を手厚くしなければ少子高齢化は解消せず国は衰退するわけですが、政府は相変わらず高齢者優遇を辞めず、増税分を彼らのために使うのである。

そもそも、今の現役世代は医療の発達によって、老後を迎える際には人生100年生きる人は5割以上になると見られています。

しかし、貧乏のまま老後を迎えるほど惨めな人生はなく、資産を持つ者、持たざる者と格差は広がり、持たざる者の救済のために税金も上がり続けるでしょう。

今の現役世代がやるべき策は、資産2,000万円を貯めるのではなく「毎月の不労所得を確保すること」であり、定年までにどれだけ多くの株を買えるかで100年の生き方が変わります。

バブル世代が生活保護受給とか勘弁していただきたいレベル

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バブル―日本迷走の原点―
永野 健二
新潮社
2016-11-25