彼は現在70億円もの資産を築いた富豪ですが、彼が語った金持ちになるポイントは、「ずっと金のことを考えてる」という言葉に集約されます。
とにかく「普通の生活」をとことん嫌う彼は、お金や投資の勉強を死ぬほどしたことで、総資産が現在70億円に達したと言い、彼に言わせれば「もはや人生あがった」とのこと。
一方で、彼に密着取材したテレビ朝日プロデューサーの植岡という男性は、東大卒という肩書きを持ちながらも35歳で貯蓄300万円しかありませんでした。
彼は与沢氏に密着している中で、ランチは平気で1個6,000円の高級ハンバーガー、ビルの最上階での豪華レストランなど、想像を絶する桁違いの生活に驚きを隠せないでいました。
与沢氏に貯金が300万円しかないことを相談し、どうやったら金持ちになれるのかの疑問をぶつけたところ、与沢氏は「1000万円貯めるなんて努力でできる範疇」「あなたはもうゲームオーバーです」と植岡プロデューサーを一蹴した。
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とはいえ、金融広報中央委員会が公表した「家計の金融行動に関する世論調査」を見てみると、30代の日本人の平均貯蓄額は470万円でした。
植岡プロデューサーはこの数字に届かないまでも、300万円という数字は世間全体では至ってフツーの貯蓄額のようです。
そもそも、「金融資産なし」と答えた30代が33.7%も存在することから、植岡プロデューサーはまだマシな部類とも言えるでしょう。
30代になると20代の頃とは違って、結婚や子育て、住宅の購入など様々なイベントでお金が支出することになります。
そのため、ただでさえ低い給料でカツカツな日本人が多い中で、貯蓄出来るだけマシという世の中に変化しているのが実態でしょう。
たとえば、人気ギャンブル漫画「賭博黙示録 カイジ」に出てくる利根川は、一般のサラリーマンがいかにカネを貯めることが難しいのかを以下のように語っています。
想像してみろ。エリートと言われる人達の人生を。小学中学と塾通いをし、常に成績はトップクラス。有名中学、有名進学校、一流大学と、受験戦争に勝ってやっと一流企業に入っても、待っているのは出世競争。仕事第一と考え、上司に諂い、取引先におべっか。毎日律儀に会社に通い、残業をし、そんな生活を10年余り続けて、30第半ば40。そういう歳になってようやく蓄えわれる金額が1000万、2000万という金なんだ。
つまり、日本社会でサラリーマンをしながら1,000万円を貯蓄するのは、確かに「努力の範疇」ではあるものの、限られたエリートでさえ相当難しいということなのです。
与沢氏のように金持ちになりたければ、お金や投資のことを勉強し、資本主義に打ち勝つしか方法はありません。
サラリーマンだけで金持ちになろうとするのは無理ゲーってことですな
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