
男性、女性問わず名刺サイズのミニ財布が流行中
スマホのみで完結するQRコードなどのキャッシュレス決済の台頭により、もはやお財布を持たないなんて若者が増える中、サラリーマンやOLの間でもお財布に対する意識の変化が現れています。
マネーポストによれば、長らくビジネスマンやOLを中心に愛されてきた長財布が廃れ始めており、ミニ財布への転向が増えていると言います。
たとえば、20代の女性会社員のモデルケースを眺めると、昨年のクリスマスからミニ財布を使うようになったようで、背景にはインスタのインフルエンサーやファッション誌でミニ財布を持つモデルが急増していることにあります。
以前は現金をパンパンに詰め込まなければいざと言う時に対応するのが困難でしたが、今ではスマホやクレジットカード1枚があれば何不自由無く会計することが可能であり、わざわざ嵩張る長財布を使うこと自体が煩わしいと感じるのです。
中にはミニ財布というより「名刺入れ」を財布代わりにする人も現れており、キャッシュレス社会の成熟により同様の人は増えてくるでしょう。
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中国では結婚式のご祝儀さえキャッシュレス
そもそも、ミニ財布以前に今後財布を持ち歩かない世の中になるのは明白で、たとえば急成長中の中国やインドではもはや財布自体が廃れています。
彼らの国、特に都市部ではもはや現金を使わずに生活出来るレベルで、財布を持たずに外出しても全く困りません。
スマホひとつあれば、ほぼ全てのサービスがQRコードで決済出来るので、今や屋台や寺の賽銭箱、ホームレスの物乞いまでもがQRコードに対応している状態です。
そんなキャッシュレス化の波が影響して、最近では「現金お断りの店」も増えてきているほどなのです。
日本でも、今年10月に予定されている消費税10%への引き上げに際して、キャッシュレス決済を行った場合に最大5%のポイントを還元するキャッシュレス・キャンペーンが始まります。
これは、何としてもキャッシュレスを推進したい政府が、増税への負担軽減と銘打って展開するものであり、キャッシュレスを利用すれば通常10%かかる税金が5%、軽減税率適用の買い物であれば3%で済んでしまうために大幅な「減税」となります。
日本ではまだまだクレジットカードを使う人は国民の2割にしか満たないという調査もありますが、増税を機にクレジットカードやQRコード決済を利用する人は加速度的に増えるでしょう。
「もはや財布を持つこと自体がダサい」
このような常識が根付くのは、近い将来必ず起こり得えるのは確実で、クレジットカードブランドのVISAやMasterCardは大きな果実を手にするでしょう。
特に都心部ならもはや財布無くても困らないしなぁ
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