米中貿易戦争にダメ押しをしたのがメキシコへの関税5%の発動でした。
トランプ大統領は大統領選挙の時から、メキシコからの不法移民問題を重要視していて、国境に壁を作るとまで公約していたほどです。
大統領に就任して以降、メキシコ側が何ら対策を打ってこないことに腹を立て、現在はNAFTAで無税になっている関税をメキシコだけに5%、そして毎月段階的に引き上げることで最大25%とする計画を発表した。
さらなる世界的貿易摩擦に突入することを危惧した投資家らは、手持ちも株を投げ売りリスクオフのスタンスに舵を切った。
しかし、メキシコが国境付近に警備体制を構築すると歩み寄りを見せたことで、トランプ大統領は関税適用を見送ると発表。
NYダウはGW開けからの1ヶ月で26,000ドルから24,800ドルまで急落したが、わずか1週間で再び26,000ドルにタッチ、FRBの利下げ観測も後押しし、投資家は一気にリスクオンモード。
近いうちに2018年10月に記録した史上最高値である、26,828ドルを超えてくる可能性も高まっている。
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どんな大暴落に見舞われても、数年で挽回する米国株
そもそも、米国株の歴史を振り返れば、暴落時に買うことで、100%儲けられると言えるでしょう。
たとえば、歴史的に有名な暴落はブラック・マンデーです。
ブラックマンデーとは、暗黒の月曜日とも呼ばれ、1987年10月19日の月曜日に発生したアメリカを発端とした史上最大規模と言われる世界的な株価大暴落です。
ブラック・マンデー当日はNYダウが-508ドル下落しました。
当時は株価が2,000ドル程度だったので、500ドル以上の下落は割合で言うと22.6%にも及びました。
アメリカ市場の暴落は、世界各国に連鎖しました。
とはいえ、ブラックマンデーさえも、数年後には完全回復、そして株価は力強く高みを目指して上昇していったのです。
そもそも、下落相場で買い増した株というのは、市場サイクルを繰り返すうちに、最高のリターンをもたらします。
20世紀には、アメリカは2つの世界的な戦争にも巻き込まれ、さらに世界恐慌、複数に渡る不況、金融危機、オイルショックなど、数え切れない暴落がありました。
しかし、当時わずか50〜100ドル台だったNYダウはわずか100年で1万ドル、そして2万ドルまで駆け上がりました。
つまり、短期ではなく長期投資であれば、「株式投資で損をするほうが難しい」という結果になるわけです。
100年に一度と言われるリーマン・ショックですら2年余りで乗り越えた事実を鑑みれば、米国株はどこで買っても勝てる投資としか言えず、投資家にとってのユートピアになり得るわけです。
結論→何も考えずに米国株買ってれば儲かる
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