A0ADB550-A55B-4E13-B330-6597AE068AA8
美味しいうどんが300円未満で食べられる時点で異常 

290円で本格的な打ち立てうどんを楽しめる丸亀製麺。

昼間にはサラリーマンやOL、学生と老若男女に大人気で、いつも行列が絶えません。

しかし、丸亀製麺を運営するトリドールの最新決算によれば、丸亀製麺事業の売上高は前年比0.5%減の899億円、利益は前年比11.1%減の124億円でした。

また、想定していた収益が見込めなくなったことにより、7億円もの減損損失を計上すると言う。

背景には、数十類のうどんやサイドメニューの天ぷらなどの価格を10円から20円値上げしたことで、特にサイドメニューが買われなくなり利益率の大幅低下を招きました。

とはいえ、丸亀製麺はもともとたった300円で美味しいうどんが食べられることから、数十円値上げしたとしてもまだまだ安すぎる範囲でしょう。

海外で同レベルの食事を取ろうと思ったら、確実に1,000円は下らない。

SPONSORED LINK


810F8E27-FD9D-4351-9960-8016A6A9D605
鳥貴族も値上げによって致命傷を負った企業のひとつ 

このような数十円の値上げで、減収減益の打撃を受けた企業は丸亀製麺だけではありません。

たとえば、居酒屋チェーンとして急成長を遂げた鳥貴族は、昨年業績下方修正を発表しました。

鳥貴族はやきとりなどの商品全品を280円均一で提供していましたが、原材料や人件費高騰などを理由に298円に値上げを行ったことで、致命的な客離れを引き起こしたのです。

たった10円ちょっとの値上げで、日本人は鳥貴族に足を運ぶのをやめてしまった。

大幅減益を受けて、2016年4月の上場からイケイケドンドンでひたすら上がり調子だった株価も、4,000円から2,000円を割る水準まであっという間に暴落してしまいました。

一方、小売り大手のイオンは値上げとは対照的に、自社ブランドの食品や日用品を今年に入って10%もの値下げを決行しています。

同社によれば「消費者の節約志向は、依然根強い」とコメントしており、消費者のデフレマインドは一向に改善していない様が見て取れます。

そもそも、日本は空前の好景気と言われていますが、総務省が公表した家計調査によると、実質消費支出は、前年比-1.3%の大幅減少で3ヶ月連続のマイナスでした。

政府の働きかけでサラリーマンの給料は上がりつつあるも、GDPはマイナスで実質賃金は下がっている状態なのです。

家庭のお財布事情は依然として厳しく、日本のデフレ脱却は絶望的になりつつあります。

デフレのままだと給料は上がらないし、途上国に追い抜かされ続けるからな

SPONSORED LINK