
テーマパークと錯覚するような店内、家族連れが多い
コストコ・ホールセール(COST)は、広大な土地に巨大店舗を構えるアメリカ発の会員制小売チェーンです。
アメリカ、カナダ、メキシコ、イギリス、日本、台湾、韓国、オーストラリア、スペイン、フランス、アイスランドと世界中に進出し、成功を収めています。
通常のスーパーと異なり、入店にはゴールドスターメンバーと呼ばれる会員登録をしなければならず、年会費は個人で4,400円もかかります。
しかし、年会費など気にならないくらい楽しくお得な店作りとなっていて、何度か通えば元が取れる上に、トクをした気分になるので日本人にも大人気で、休日ともなれば駐車場に入るのも一苦労なほどに、各地からコストコ目当てに人が集まります。
いざ入店してみると分かりますが、日用品や家電などメジャーな商品が箱売りか大容量パックで至るところに置いてあり、価格も安いです。
食品もお肉や海鮮、パンや冷凍食品など多種多様、アメリカンサイズでこちらも安く、試食コーナーには毎度長蛇の列が作られ盛況しています。
何と言っても、目玉はレジ精算後のファスト・フードコーナーなのですが、大きなホットドッグに飲み放題のソフトドリンクが付いて、値段は驚きの180円ということもあり、いつもフードコートは満員です。
お好みでザワークラウト、オニオン、ケチャップ、マスタード、ピクルスを好きなだけかけて食べるスタイルで、味もしっかり美味しく飽きが来ず、リピーターも多い。
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コストコは米国株式市場に1993年に上場を果たしています。
株価はこの10年で5倍近い上昇を記録しており、S&P500指数をアウトパフォームしています。
増配年数も12年連続と、特に配当の支払いに力を入れており、2017年には特別配当も出したほどです。
コストコの利益の源泉は、商品を売ることによる粗利ではなく、個人で4,400円もかかる年会費にあります。
大容量で安い商品が提供出来るのは、実はほぼ利益が乗らない構造にしているためで、その分を会員費で賄っているというモデルです。
つまり、このビジネス戦略をもってすれば必然的に他店よりも良いものが安く提供出来るのは当たり前で、客の満足度は高くなり、口コミから人が人を呼ぶ構造が連鎖的に出来上がる。
会員数は世界的にも年々伸び続けており、コストコの利益が押し上げられ、配当の原資になっているのです。
これは、今流行りのサブスクリプションそのものです。
客が年会費を払い続ければそれだけでコストコは儲かり続けるわけですから、本当の顧客ファーストの目線に立ってビジネスをすることが出来ます。
不景気になっても商品が安いのでコストコに行き続ける客は多いわけですから、景気の波に左右されずに安定した収益が得られることになります。
チョコはゴールドスターメンバー会員ですが、行くたびに満足しているので来年も必ず更新をするつもりだし、ここまで消費者の立場でコストコをリピートしているなら、もはや株主になってもいいかなと考えています。



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