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加熱式たばこは紙巻たばこと比べて臭いがほぼ無い 

世界タバコ大手のアルトリア・グループ(MO)は-4.68%、フィリップ・モリス(PM)は-3.64%、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)は-4.23%と揃って暴落しています。

きっかけは、この1ヶ月余りで世界的にタバコの売り上げが減少したことが市場に伝わったためです。

先進国を中心とした禁煙化の流れは止まらず、日本でも規制強化や、そもそもタバコを吸わない人が増えているため、タバコの販売本数減少は止まらないでしょう。

タバコの売り上げが減少するニュースが伝わるたびにこれほど下げるタバコ株は、大変ボラティリティが高い銘柄と言えます。

FDAなどの規制強化もタバコ株には逆風であり、この先も幾度となく暴落に遭遇する覚悟を持って投資家はホールドしていかなければなりません。

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世界中で規制が進むタバコに未来はあるか? 

しかし、実のところタバコの販売本数減少は値上げで賄えば良いし、FDAなどの規制はますます寡占化を促進するため既存の大手には好都合です。

何より、ネガティブな要素で株価が抑えられているために、投資家にとっては優良株を安く買えることに繋がります。

そもそも、20世紀で最も高いリターンを記録したのはフィリップ・モリスでした。

ジェレミー・シーゲルの著書「株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす」によれば、フィリップ・モリスが最高のリターンを達成した理由を、相次ぐ規制や訴訟による悪材料で、常に上値を抑えられていたからだと分析しています。

莫大な訴訟、タバコ増税、広告規制、イメージ悪化など、フィリップ・モリスは投資家から見放されて、常に株価が低迷していました。しかし、この間にフィリップ・モリスを信じて投資し続けた投資家は、どんな銘柄よりも高いリターンを得ることに成功しました。

なぜなら、訴訟や規制に追われる10年以上、フィリップ・モリスは一度も減配することなく増配を続けたからです。

フィリップ・モリスの株価が低迷していたことで、投資家は「より安く、より多く」買い増し出来る絶好の機会となっていたというわけで、結果的に1992年から2003年にかけて配当再投資を根気よく続けた投資家は、この間に保有株が倍以上に増えており、株価が上昇しなくとも年率リターンが7.15%という水準を維持しました。

企業にとっての悪材料は株価下落のマイナス要因として作用しますが、長期投資家にとってみれば急落局面は優良銘柄をより安く、より多く買い増し出来る絶好の機会になる好機とも言えるでしょう。

そもそも、規制や訴訟に巻き込まれて株価が急落したとしても、結局は圧倒的依存性と社会的必要悪によって、人々の生活の一部に溶け込んで、タバコ会社は高い利益を上げ続けています。

高い利益率、安定した株主還元といいタバコ株は最高だわ!

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