この若者、とっても賢いので伸び代が大きいだろう
元村上ファンドの村上世彰氏が、インベスターZの投資部を現実社会に創設したとして、各メディアの取材を受けていました。
第1回の投資部の講義には村上氏本人が登壇し、参加した若者たちにお金の大切さ、投資の素晴らしさを語り、初めは損しても良いと自論を展開した。
参加した若者らに、なぜ投資部に参加したのかをインタビューしたところ、とある若者は「楽してお金を稼ぎたい」と回答したことで、ネットではプチ賛否両論となった。
楽して稼ぐことは悪、カネは汗水流して稼ぐものという常識が日本に浸透しているのは、そもそも富国強兵政策によるプロバガンダであり、お金に余裕のある富裕層は昔から「楽して稼ぐ」ことを徹底していました。
むしろ、汗水流して働いて稼ぐほどコスパが悪い稼ぎ方はありません。
100時間を超える残業で必死に働いてみたところで、サービス残業や見込み残業で給料は毎回、雀の涙、業績不振になれば容赦ないリストラと、ハッキリ言って労働に人生を捧げるほど働く人は頭が悪い。
しかも、そのようなサラリーマンに限って自社株を1枚も持っていないというオマケ付きである。
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富裕層は不労所得が中心であり、しかも莫大な収入がある
そもそも、なぜ日本企業は低迷する一方で、GAFAは巨額の利益を上げることが出来るのでしょうか?
それは、彼らは楽して稼ぐ仕組みを、きちんと構築したからです。
たとえば、Googleは利益の大半を検索エンジンから得ていますが、検索エンジンは細かなアップデートは必要ですが、一度作ってしまえばあとはユーザーが勝手に使って広告費が落ちてくるので、不労所得に近いビジネスモデルが出来上がっています。
Facebookもコンテンツは世界中のユーザーが四六時中勝手に投稿してくれるので、Facebookは自社で多大なコストをかけてコンテンツを製作しなくとも、広告収入が入ってくるビジネスモデルを作り上げています。
これはYouTubeも同じことが言えるし、今の稼ぐ企業の共通点は「楽をして稼ぐ」と決まっているのです。
投資して株を買うと言うのは、このような楽をして稼ぎまくる企業のおこぼれを貰うことであり、すなわちオーナーになるということです。
会社でガムシャラに働いても昇給するわけではないし、残業代が支払われるわけではありません。
そのため、GAFAのような巨人の肩に乗って「楽して稼ぐ」ということは、非常に合理的な考えであり、この若者の考えを否定するものはただの社畜アンド一生養分に過ぎない。
ちなみに、今の子どもの将来なりたい職業はYouTuberであり、その理由は楽して稼げそうだからということでした。
案外、大人よりも子どもや若者の方が物事の本質をきちんと捉えている好例なのかもしれない。
実際問題、投資は楽じゃないけど「楽して稼ぐ」という気概は大事よ
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