残業すれば経済成長した時代はおしまい
SPONSORED LINK
70代「私たちが働いてた頃は残業は平気」
80代「今の若い人は、ひ弱だね」
60代「若い頃は70〜100時間くらい残業をしていた」
昭和と平成、そして令和と時代が移り変わる中、働き方も変わりつつあります。
昭和の時代は、製造業が経済の中心であったため、モノを作れば作るほど国が豊かになり、給料は上がっていきました。
機械化も不十分な時代だったため、人海戦術でモノの生産を増やすので、「時間×人数」さえかければ成長できたいわばイージーモードだったわけです。
そのため、昔は働けば働くだけ儲けが出たので、誰もがボーナスは封筒が立つほどお金が貰える時代であり、残業など苦とも思わないのが当たり前でした。
しかし、平成の時代はインターネット革命が起こり、必ずしも人数が多いから、多い時間働いたからと言って、経済成長する時代では無くなりました。
世界的にも製造業は下火になり、たとえばゼネラルエレクトリックや東芝などの昭和の巨人は、倒産瀬戸際の苦境に喘いでいます。
一方、今はGAFAというITプラットフォーマーが多額の利益を上げていて、世界を席巻しています。
ITというのはそもそも「発想」の世界なので、時間をかけたら良いモノやサービスが作れるわけではありません。
たとえば、キーワードを打ち込むだけで数秒で答えが返ってくる検索エンジン、音楽などのコンテンツのあり方を変えたiTunes Store、オンデマンドかつクイックにシステムが作れるようになったAWSなど、ビジネスが完全に「発想」へシフトしているのです。
この「発想」というのは、残業100時間したから生まれるというものではないので、そもそも残業自体が非効率なのです。
しかも、残業というのは企業からすれば無駄な人件費を垂れ流すことに繋がるので、株主からしてみても甚だ迷惑な話です。
残業の武勇伝を語る高齢者は、そもそも「ビジネスの本質」が分かっていないので、残念ながら老害と言われてしまうのです。
残業は自分が非効率なのを補填する言い訳に過ぎないんだよなぁ
SPONSORED LINK
コメント