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時間分散するドルコスト平均法なら、暴落にも立ち向かえる  

新型コロナウイルスによる経済ショックによって、世界株式相場は大きなダメージを負いました。

NYダウは29,500ドルから18,000ドルまで急転直下に暴落し、多くの投資家は大幅な含み損に転落し、信用取引やレバレッジなどで過剰なリスクを取り破産に陥った人も少なくない。

しかし、感染拡大のピークアウトや経済活動再開の期待から、NYダウはこの1ヶ月で24,000ドルまで急速に駆け上がりました。

さて、暴落時には大底を狙って買うことが出来れば、相場回復時には短期で大儲けすることが可能です。

タイミングを伺って「えいや!」と投資することをタイミング投資と言い、個人投資家には人気の手法となっています。

たとえば、SNSやブログを眺めると、よく「暴落早く来いwww」みたいなことを書いている人を見かけるのですが、彼らは間違いなくタイミング投資をしていて、短期間で利益を上げることを狙っています。

タイミングを予知出来れば、それは確かに儲けられるので、一見合理的に思えるでしょう。

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コツコツ積み立てることで、相場変動リスクも低下 

とはいえ、暴落時に買うと言っても、どこが底かのタイミングは誰にも分からないので、このまま二段底に落ちてしまう可能性もあります。

なぜなら、暴落時の大幅高というのは空売りの買い戻しの場合が大半なので、このまま上昇の一途を辿るとは限らないためです。

そればかりか、コツンと剣が刺さらないままヘタにしこたま買い込んでしまったが故に弾切れし、落ち行く相場をただ指を咥えて見ているだけしか出来ないこともままあります。

たとえば、リーマンショックでは数ヶ月かけて暴落を繰り返していったので、タイミング投資をして読みが外れた投資家は資金が途中で尽きて、本当の大底ではナンピンする余力が全く無かった投資家が大勢いました。

一方で、積み立て投資なら「給料が入ったら買う」みたいにただ機械的に買うだけで済むので、特に頭を使わないため誰にでも出来るし、誰にでも相場回復時には儲けることが出来ます。

「最もよい投資タイミングはいつなのか?」

というのは、自分が投資をするときには絶対にわかりません。

暴落時の格安バーゲン価格で買いたいのは誰もが思うところですが、ベストな購入タイミングは買うときには世界有数のヘッジファンドにも分からない。

買い場というのは、後になって振り返ってみると「あの時が買い場だった!」と気付くものですが、その時はほぼ誰も買えていないので、やはり粛々と株を積み立てていくドルコスト平均法が投資の最適解となることは言うまでもありません。

毎月の給料からコツコツ投資するだけでドルコスト平均法になる

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