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世界の通貨価値は、毎日のように変動している 

有事の円買いという言葉を聞いたことはある人は多いでしょう。

これは、地政学リスクが起きると海外の投資家やヘッジファンドが一様に円を買い求める現象を指します。

たとえば、東日本大震災や、ブレグジット、北朝鮮のミサイル発射などの不安が起きる度に、ドル安円高になるのです。

通貨の価値は信用力であり、国力に比例します。

つまり、日本は世界から安心だと思われているわけですが、世界一の借金大国であり、少子高齢化でめぼしい企業も育っていない日本が、なぜそのように考えられているのでしょうか。

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円の価値は今は高いが、将来的には低下するだろう 

その答えは、日本は高度成長期に貯めに貯めた「資産」がある世界一の債権国の顔も持っているためです。

政府や日本企業、そして個人が持つ海外資産は330兆円に上っており、ドイツや中国を抑えて堂々の1位を27年間連続でキープする格好になっています。

さらに、家計に占める個人資産は国全体で2,000兆円弱もあり、国の借金1,000兆円を差し引いても、十分なおつりが来る計算となる。

つまり、世界不安が起こったとしても、日本には耐えられるだけの「体力」が十分に備わっているために、円の価値が急激に落ちるとは考えられておらず、安全資産の円とみなされているわけです。

とはいえ、これは「今」の話であり、これからも続くとは限りません。

バブル崩壊後の日本は、30年にも渡るデフレに喘ぎ、「貯金」を減らし続けているのも事実です。

コップの水を飲んでしまえば、当然水は減っていくように、いずれは日本の信用力は落ち、円の価値も急激に低下するでしょう。

そのため、円で資産を保有するのは将来を考えればリスクが強いとしか言えないので、ドル資産などに半分を振り分けておくなどの対策をしておくべきです。

これは単純に円をドルに変えておくだけでも良いし、米国株や米国債を買うでも良い。

今の日本は過去の"貯金"を食い潰すだけになってるから真面目に危険かと

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