GAFAは米国IT産業の強大さを象徴する造語ですが、ここ最近では経済産業省などの日本の象徴までもが公式に多様する用語となっており、流行語大賞にもノミネートされるほどです。
彼らは世界中のインターネットトラフィックの大半を集める存在となっていて、プラットフォーマーとして個人情報を収集し、多額の利益を上げることに成功しています。
今やApple、Amazon、Microsoftはそれぞれ時価総額1兆円を超えたばかりか、好決算を連発し、株価はさらなる高みを目指して上昇しています。
ネットをGAFAに支配されることで、多額の資金が彼らに流出することに危機感を示したEUや日本を含むアジア各国は、制裁金や規制などで何とかGAFAの脅威を鎮めようと躍起です。
しかし、これらの対処は結果的に自国のIT企業も平等に苦しめることに成りかねず、より一層GAFAの独占を許してしまうことに繋がるとの指摘も多い。
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つまり、GAFAの規模まで他の企業が追いつくのは、物理的に難しくなっている可能性が高いと言えるし、今後もGAFAはインターネットの世界を支配していく存在であり続けるでしょう。
ウォーレン・バフェットは、ITバブルの時こそハイテク企業への投資は慎重さを見せたものの、GAFAは本物だとして、Apple、Amazonに巨額の投資をしたことを明らかにしました。
また、Googleへの投資をしていなかったことも後悔しているとの発言も飛び出したり(Microsoftはビル・ゲイツと親しいことでインサイダーになる可能性があるため控えている)、改めてGAFAへの投資が世界的に注目されています。
そんなGAFAに投資するには、様々な銘柄がひとつの商品にパッケージングされたETFが最適です。
ETFは日本では親しみがありませんが、本拠地アメリカでは個別株より今はETFが人気で、巨額の資金を集めて運用しています。
中でもメジャーなのはS&P500指数に連動したETFで、老舗のSPYは3,000億ドル近い規模にまで膨れ上がっており、ロシアやオーストラリア、オランダなどの国家予算に匹敵するほどです。
当然、SPYを買ってもGAFAを買うことが可能ですが、SPYにGAFAが占める割合は16%ほどで、さほどウエイトは大きくありません。
一方、NASDAQ連動のQQQならば、GAFAは45%ほどの割合を占めていて、非常に効率良く投資が可能です。
GAFAを一括で買い続けたい投資家は、QQQを毎月コツコツ買っていくのが良い。
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