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タッチ決済は楽なので、普及の後押しになる 

現状のクレジットカード利用方法は、店員にカードを手渡して、カード端末に暗証番号入力かサインするのが一般的です。

暗証番号不要やサインレスになる場合もありますが、これは事前にクレカ会社と契約を結んでいる店舗限定であり、しかも犯罪防止の観点から少額決済のみに限られます。

しかし、これでは利便性が損なわれる上に、支払いに時間がかかるデメリットもありました。

そこで、VISAは現在昔ながらの暗証番号やサインというプロセスを取っ払い、Suicaのようなタッチ決済を普及させることを本格化している。

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VISAの最大のライバル、日本ではSuica 

タッチ決済になっても、一定額を超える場合は今までの通りサイン等が必要になりますが、コンビニやスーパーなどの日常的な買い物はすべてタッチで済むことになります。

今ではマクドナルド、ローソン、ツタヤなど大手企業がタッチ決済導入をしていますが、オリンピックに間に合うようくらいには都内の店舗はタッチ決済に変わるでしょう。

そもそも、VISAのライバルとして、日本ではSuicaがメジャーでした。

Suicaの発行枚数は7,000万枚を突破し、文字通り日本最強のキャッシュレス決済王者として君臨しており、駅ナカ以外の幅広い店舗で利用することが出来ます。

Suicaのビジネスモデルはクレジットカードとほぼ同じで、利用者が支払いをした分は店舗側が利用分から3%くらいの手数料をJRに納める形で成り立っています。

日本では現金派が多いのですが、日常的に電車に乗る特性を生かしてJRはSuicaを普及させ、「クレカはないけどSuicaはある」という人もそれなりに多い。

確かにSuicaは便利で、クレジットカード利用可能な店でもSuicaが支払いに対応していれば「Suica支払いで」と言ってしまうこともあり、スムーズに支払いが出来ます。

さらに、ViewSuicaを使っている場合、改札を通るだけで自動で入金してくれるシステムがあるので、残高を気にすること無く日常的に利用することが出来て便利です。

しかし、VISAが本格的にタッチ決済を普及させた暁には、Suicaと同等の利便性が確保されることに繋がるため、日本でさらにシェアを伸ばすでしょう。

Suicaは普及しきった感があるけどVISAはまだまだ伸びしろがあるからな

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