Googleが開発者向け会議「Google I/O 2019」にて、自社製スマホPixelシリーズの廉価版にあたる「Pixel 3a」と「Pixel 3a XL」を発表しました。
昨日からGoogle Storeで予約受付を開始、5月17日に発売予定となっています。
日本版はFeliCaを搭載し、おサイフケータイやGoogle Payの非接触決済にも対応しています。
本体の素材や、防水性能はコスト削減のためにスペックが落とされているものの、AIを駆使したカメラ性能は話題となったフルスペック版「Pixel 3」と同様のものを使用していて、iPhone Xよりも性能が良い。
さらに、iPhoneでは不採用となってしまっていたイヤホンジャックも付いているので、電車の中で音楽を聴いたり映画を見るためにライトニングケーブルの変換プラグをわざわざ指す必要もありません。
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GoogleはiPhoneが高価格化していく中で、未だに旧iPhone使い続けているユーザーが多いことに目を付けていて、これらのユーザーを根こそぎ奪っていく可能性が高い。
ネットでは「これは売れる!」「まさに"こういうのでいいんだよ"っていうスマホ」「ソニー終わった」などのコメントで溢れていて、久々に胸に刺さるコスパの良いスマホが出たと話題です。
確かにお金が無い世代は、高額なiPhone Xシリーズに乗り換えて行くことを躊躇っている人も多く、また、お金があっても「スペック的には十分だから」としてiPhone 8やSEを使い続けている人も多いです。
そもそも、Googleスマホのフルスペック版「Pixel 3」は「スペックの割に高い」だったり、「デザインがダサすぎる」と散々な評価でした。
メモリはわずか4GB、ストレージも64GBしか無いのに9万円という高価格で発売して、これは同じAndroid OSを採用するSamsungのGalaxyと比較すると、明らかにGalaxyの方がスペックが上なのに値段はそちらの方が安いのです。
そのため、満を時して発売したGoogle待望のスマホでしたが、さっぱり売れずに「これ、何が売りなんですかね?」と言われる始末で、MicrosoftがWindows Phoneで失敗したように、Googleのスマホ事業も失敗したと考えられていた。
しかし、Pixel 3aはコスパやデザインを見てもiPhoneユーザーからも魅力に映るもので、乗り換えが進んでいくかもしれません。
とはいえ、あくまでAppleからGoogleと米国企業内だけで顧客とカネが回るだけなので、ETFを買っている米国株投資家には影響は皆無でしょう。
特にiPhone SEユーザーは乗り換える人が多そうだね
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