獨協大教授である森永卓郎氏のコラムが話題です。
コラムの中身を眺めると、平成から令和は月収10万円の時代が到来するとの内容でした。
20年ほどで、AIが第4次産業革命を起こし、人間が淘汰されていく。
人間が取るべき選択肢は、AIの下で奴隷のように働く、ハゲタカのような富を得る、クリエイターとして収入を得る3択しか残されていないとのこと。
実際、様々な業種でAIやロボットで人間の仕事が急ピッチで代替されているわけですが、これは今の仕事の大半がオートメーション化できる仕事だからです。
経産省の試算によれば、経営や商品企画の分野で136万人、製造・調達分野で262万人、管理部門で145万人が仕事を失うという予想が出ています。
つまり、多くの人は「バカでも出来る仕事」をしているので、カンタンに機械化されてしまうわけです。
SPONSORED LINK
しかし、AIの進化が想像以上に速すぎて、今ではバカでもできる仕事ではない高給取りの仕事をしている人も、他人事ではなくなっています。
たとえば、高度な知識を要し、価値の高い仕事の代名詞である弁護士も、AIに代替されると考えられています。
人間の弁護士は1日に20件の相談に応じるのが限界ですが、ロボット弁護士は1日に1万件以上こなすことが可能です。
人間の弁護士は10字ほどで回答しますが、ロボット弁護士は1000字以上で回答が可能です。
さらに、人間の弁護士は空いた時間を見つけて客の相談に応じますが、AIならネット上でいつでもどこでも相談可能です。
欧米で行われた実際の裁判でも、AIは弁護士たちの要求に応えて法的な引用と参照箇所を供給できたと実証されていて、ロボット弁護士は1人で50人分の仕事をすることが出来た。
この現実に対抗する術は、森永卓郎氏の3択ではなく、実は株を買うことです。
なぜなら、AIやロボットで経営効率化出来る企業は、大幅に利益率を向上させることが可能で、それは株主が最も恩恵を受けることを意味するためです。
日本人の半数が失業する一方で、株主の資産はどんどん増えて行くことになるのです。
令和という新時代に突入した今、あと20年でどれだけ株を買えるかがあなたの運命を決める。
革命が起きても資本家が富を独占している構図はいつも同じだ
SPONSORED LINK
コメント