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投資で億り人になった人の体験談、実現性はあるのか? 

ネットサーフィンをしていると「ニートの僕でも数万円の元手から1億円築けました」のような広告を頻繁に目にすることがあります。

たとえば、BNF氏はバイトで貯めた160万円で地道なトレードを繰り返し、30歳までに200億円の資産を築きました。

稀にこのような天才が現れ、激務薄給のサラリーマンたちに夢を見させ、投資をするように誘惑するのですが、大抵が相場の波に呑まれ消えていきます。

BNF氏はテレビや雑誌のインタビューなどから、おそらく本当に地道なトレードを繰り返して、自分なりの必勝法を編み出し、相場と長年戦って資産を築くに至ったのだと分かりますが、億万長者になった広告は実現性ゼロと考えて良いです。

短期投資は確かに若くして億り人になれる手段ではあるものの、投資は弱肉強食の世界で、誰かが元手10万円で100万円勝ったならば、90万円誰かが損したということになります。

つまり、投資というのは損失の押し付け合いにしか過ぎず、いつ自分の元にババが回ってくるのかは「運」としか言いようが無いのです。

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GPIFでさえ年間リターンは6%前後 

たとえば、ITバブルに湧いた時代では多くの個人投資家が「株式投資で数億円稼ぎました」という本を相次いで出版しましたが、今名前を聞く者はほとんどいません。

ITバブルは仮想通貨の時のように相場の後押しがあって、誰もが勝者になれるような珍しい相場でした。

そんな相場ならば誰でも億り人になれる例はありますが、そんな相場は数十年に一度やってくれば良い方で、そんな運良く億り人になれた人の投資法を勉強したところで普通の相場で勝てるわけありません。

さらに、儲けられなくても投資を頻繁に繰り返せば手数料も多くのしかかってくるわけで、投資では負けてなくても手数料で損をします。

では、バブルでは無い通常の相場で、堅実に儲けるにはどうしたら良いのか?と言えば、長期投資でしっかり地道に資産を増やしていくしかありません。

たとえば、私たちの年金を運用しているGPIFは世界最大の投資機関として君臨し、年間6%のリターンを上げています。

彼らは世界の株式に投資したことで6%の利益を得ていることになり、つまりこれは世界の経済成長スピードが年間6%程度であることを示しているので、年間6%前後のリターンを得られれば御の字であると言えるし、それ以上のリターンを得られるのであればそれは「投機的」な投資をしている。

アメリカのS&P500でさえ年間リータンは6%前後なのですから、短期間で億り人になるには危険な「投機」をする必要があって、それは投資では無いのです。

若くして投資で億り人になる人の体験談は、宝くじで1等を当てるくらい非現実的なもので、信用するに値しないのはそういうことなのです。

投機で儲け続けるには生まれ持った博打センスが必要

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