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アジアNo.1の金融大国である香港 

株式時価総額ランキングは、かつては日本市場がブッチギリの1位を独走していました。

しかし、バブル崩壊とともにランキングはジリジリ下がり始め、アメリカ、中国に抜かされ3位の座に留まっていました。

ブルームバーグによれば、ここ最近では4位に位置していた香港にも抜かれ、日本は世界4位に後退したとのこと。

香港の株式時価総額は5兆7,800億ドルであるのに対し、日本は5兆7,600億ドルと僅差ではあるものの、その差は年々広がりを見せています。

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香港を超える金融都市を目指す東京、もう遅すぎる? 

香港は中国マネーによって支えられた実質的な中国経済圏であるため、日本は完全に中国に抜かされたと言ってもいいでしょう。

広さだけを見れば、香港はとてつもなく小さな地区に見えますが、今では東京を遥かに超えた金融都市として君臨しており、アジア圏ではシンガポールを抜いて堂々の1位となっています。

さらに、香港は中国のような共産主義では無く、155年も資本主義社会の象徴であるイギリス国の植民地であったことから、比較的自由な暮らしやビジネスを営むことが可能なのです。

欧米などの外資系企業がアジアでビジネスを行う際、昔なら決まって東京を選択していたものが、今では香港がアジアのヘッドクオーターとなっていて、日本は全く重要視されていません。

日本は30年に及ぶ不況、そして度重なる政策の失敗に外国人は幻滅し、外資系企業は軒並み撤退し、投資マネーも大幅に引き上げられてしまったのです。

凋落を続ける日本もついに危機感を感じたのか、東京都知事の小池百合子氏は「東京にウォール街を作りたい」と述べており、東京国際金融センター構想が進められています。

とはいえ、もはやこの構想は30年も遅く、今さら撤退していった外資系を呼び戻すことは不可能だし、投資マネーを呼び込むことも難しい。

日本国は老人に蝕まれ、静かに息をひきとる運命にしかならない。

日本はすべてが後手なんだよな

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