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人材流出が止まらないNTTコム 
若手の人材が、グーグルやアマゾンなど「GAFA」と呼ばれる米IT(情報技術)大手4社に流出してしまう――。

こんな悩みを抱える日本のIT企業は多い。通信やインターネットのプロバイダー事業を手がけるNTTコミュニケーションズもそのひとつ。人事全般を担当する山本恭子ヒューマンリソース部長は「多様なキャリアパスを用意する必要がある」と危機感を募らせる。今後の対策を聞いた。

■道は「管理職」だけではない 若手の選択肢増やす
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――日本のIT大手からGAFAへの人材流出が増えています。

「当社は離職率の低い会社として有名でしたが、この10年で上がってきています。まだ世の中の平均よりは低いですが、エンジニアだけでなくコンサルティング系の職種でも増えてきています」

「社員は6千人を超え、グループでは2万2千人以上もいる会社です。業態も幅広いので経験できることは結構多いと思います。ところが、それを知らずに『思っていたのと違った』『コンサルがやりたかった』などと言って辞めていく人がいて、とても残念です。日々の仕事のなかで、やりがいや自分が役立っているという感覚を持てないと退職のリスクが高まるのだと思います」

(出典:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO42715110Q9A320C1000000)
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創業期のGoogleは、人事部長より先にシェフを採用した 

日本企業から世界的なIT企業が生まれないのは、金払いが悪いためです。

たとえ20代でどんなに成績を出しても、NTTコムのような超大手でも年収400万円程度です。

一方、GAFAでは優秀な人になら20代でも1,000万円以上カンタンに支払うし、ガンガン昇給させます。

たとえば、求人サイトのグラスドアでGAFAの「平均」年収を追ってみると、Appleは1,350万円、Amazonは1,300万円、Googleは1,380万円、Microsoftは1,160万円、Facebookは1,350万円でした。

さらに、ユニコーン企業と呼ばれるUberは1,300万円、Airbnbは1,620万円、SpaceXは1,170万円、WeWorkは1,250万円、Printerestは1,410万円と平均年収は軒並み1,000万円を超えているのです。

つまり、ベンチャーでさえ1,000万円を出して優秀な人材獲得に躍起になっているのに、NTTコムの平均年収は全世代で500万円~600万円なのです。

これでは、優秀な若手はGAFAに転職してもおかしくはありません。

たとえば、Googleが世界的企業に成長した理由は、エンジニアを圧倒的な高待遇で迎え入れたからです。

1999年、小さな会社として始めたGoogleは、エンジニアの待遇を良くするために社内に専用シェフを雇い入れました。
 
さらに今では、完全無料の社員食堂、移動式床屋やサロン、車のオイルやリース代補助、ジムや診療所、カイロプラクティクスや理学療法、トレーニング、エクササイズやヨガ、ダンス教室、ボーリング場、ドライクリーニング、図書館など、まるでテーマパークのようです。

しかし、待遇の良さで最高の人材が集まり、今や企業価値は世界最高峰レベルに成長しました。

企業の成功に必要な基礎は「成長」です。

優秀な人材を集めることが本質であり、その術は高待遇という投資になります。

高待遇というメリットが人を魅了し、人が集まり、最高のプロダクトを生み出す結果に繋がるのです。

「やりがいが大切」と本筋から話を逸らし続けている限り、日本のエンジニア流出は止まらないでしょう。

この期に及んで「やりがい」とか言ってる日本企業ヤバすぎw

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