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理性を失う人は投資では無く”賭け事”をしている 

株式市場のボラティリティが高くなっています。

ボラティリティとは変動幅のことで、2018年は過去最高の下落幅を記録したり、逆に大幅上昇することもありました。

そもそも、下落幅が大きいということは株を売っている投資家が多いことを意味し、上昇幅が大きいということは株を買う投資家が多いことを意味します。

下落時に売れば損失を確定することに繋がり、上昇時に買えば利益を狙いにくいので、儲けたいのであれば下落時は「買い」であり、上昇時には「売り」をすることがセオリーですが、投資家というのは真逆のことをしがちです。

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取引に溺れてしまったら最後、中毒になり抜け出せない 

このような投資家の習性を探ってみると、彼らは投資をしている時に「理性を無くしている」のです。

頭では下落時には買って、上昇時に売ることで儲けられると知りつつも、いざ暴落が起こればどこまでも下落が続いき、また上昇時はどこまでも上昇が続いていく錯覚に陥ります。

パチンコで損ばかりしているのに、一向にパチンコが辞められない中毒者は多いですが、株も同じです。

株取引でチャートを見続けていると人間の射幸心を強烈に煽られるので、アドレナリンが過剰に放出されます。

株を始めた頃は「企業価値が、利益率が、増配が」など客観的に見ていたのも、取引を続けるとチャートが本質にすり替わってしまい、冷静さを失うのです。

そのため、暴落したらすぐに「資本主義の終わりだ」「リーマンショック再来」などとネットに書き込み、投げ売りを始めます。

1日単位で企業価値が変わるわけでもないのに、食事中やトイレ、そして仕事中でさえもチャートが気になって仕方が無くなり、含み損になれば冷や汗をかき、含み益になれば過剰に安心します。

このような投資家はもはや投資家では無く、株取引に溺れたただの中毒者で、株で賭け事をしているようなものです。

本当に冷静な人ならば、相場のボラティリティなど気にせず淡々と積み立て投資を続けるか、暴落時には買うことをしています。

企業価値が毀損しない限り、株価は上がり続けることを知っているためです。

暴落局面で投げ売りする投資家は、既に頭が株に支配されている状態なので、儲けることは不可能でしょう。

理性を失ったらおしまいですな

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大暴落1929 (日経BPクラシックス)
ジョン・K・ガルブレイス
日経BP社
2008-09-25