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歴史的な好景気の中でも、早期退職は進む 

「入ったら一生安泰」とまで言われていた東証一部上場企業において、希望退職者を募集する企業が増えています。

たとえば、IT企業の花形であった富士通では、45歳以上を対象に希望退職を募り、構造改革を急いでいます。

さらに、日本でボトリングを担当するコカコーラボトラーズでも45歳以上700人に希望退職を募り、バイオ関連企業である協和発酵キリンも同様に45歳以上の希望退職を募っている。

希望退職制度を利用すれば、普通に退職するよりも割り増しで退職金が支払われるため、会社に嫌気が差している人にとっては悪くない選択肢と言えるでしょう。

とはいえ、45歳以上で退職しても、所属していた会社の賃金・待遇と同水準の企業が見つかるかと言えば疑問です。

45歳以上で待遇の良い会社に転職出来るのは、優秀でヘッドハンティングの声がかかるくらいの人であり、多くのサラリーマンは数百万円年収が落ちることを承知の上で会社を辞めなければならない。

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リストラされないための武器を持つのは重要 

大企業がこぞって45歳以上を標的にしているのには理由があります。

この世代は団塊ジュニアで層が厚く、飽和状態にあるためです。

日本の大企業は年功序列制度を採用する企業が多く、会社に腰掛けしているだけでガンガン給与が増加した時代でした。

誰がどう見ても無能なのに、勤務年数が長いというだけで大きな顔をするサラリーマンが多いのも特徴です。

一度上げてしまった給料を下げるのは難しい。

それなのに年功序列で給料を上げ続けてしまったばっかりに、大して戦力にならない社員はお荷物でしか無く、退職金を上乗せしてでも去ってもらいたいと考えているわけです。

リストラ候補にならないためには、社内でレアな存在になることです。

たとえば、オススメなのが「英会話」です。

日本人で英語を話せる人は極めて少ないため、それ故に英語を話せるだけで希少性が高くなり、会社で一目置かれる存在になります。

さらに、英語を話せるということは日本企業以外の選択肢が増えるので、たとえリストラされようと転職先の企業の幅がグッと広がりますし、やはりここでも英語が出来るだけで選考にも受かりやすくなります。

英語はかなりコスパが良い投資

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