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一流大学に入ること自体がゴールになると人生詰む時代 

親は子どもに、勉強して、良い学校に入って、良い会社に入りなさいと言った。

それが親世代にとっては人生の成功図であったためです。

昭和の時代はまだ終身雇用が常識となっており、とにかく大企業で出世すれば一生安泰な生活を送ることが出来ました。

そのため、学生のうちにたくさん苦労をして勉強してテストで良い点を取り続ければ、明るい人生は約束された。

しかし、平成の時代になりグローバル化が加速すると、必ずしも良い学校に入って、良い会社に入ることが成功の方程式とは言えなくなりました。

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まさかの倒産の危機に陥った一流企業シャープ 

たとえば、一昔前は学生に絶大な人気を誇り、内定が出れば親戚を巻き込んでお祝いをするほどの憧れの企業であったシャープは、まさかの倒産の危機に晒され、無慈悲なリストラ、そして台湾企業「鴻海」に呆気なく買収されてしまった。

その他にも世界をリードして行った日本企業たちはアメリカや中国、韓国にまで負け続け、日本経済はボロボロ、終身雇用は崩壊したのです。

また、以前は京大教授である高山佳奈子氏が、自身のブログで給与明細を公開したところ、大きな話題となりました。なぜなら、日本一の大学である京大教授であっても、年収はたったの940万円だったからです。

彼女が公開した明細を確認すると、月の基本給は55万円となっており、手当はわずか2,000円。控除後の手取りになると、わずか40万円未満という数字になってしまっていました。

彼女自身はフツーのサラリーマンと同じような生活を送っており、日常の買い物は100円ショップ、外食も控えめ、愛用のバッグは大学生協で売れ残っていた690円のものだと言います。

つまり、今の時代に良い学校に入り、良い会社に入ることは悪くない選択肢にはなり得るが、コスパが良いとはとてもじゃないが言えなくなっているのが現実になっている。

そもそも、学生の頃にいくら勉強して知識を詰め込んでも、今は人間の頭脳を遥かに上回るインターネットがあり、目の前の箱にキーワードを打ち込めば、何万、何億もの情報の中から最適な「答え」を導き出してくれるのです。

今は知識を持つよりも、知識を「どう生かすか?」に世の中のニーズはシフトしています。

そのため、今の学生は親の言いなりになって良い学校に入るために勉強して、良い会社に入ることを目指すよりも、自分が興味のある分野を徹底的に追求してみた方が、グローバル社会で成功出来る確率はグッと上がるのです。

とりあえず東大目指すっていうのが時代遅れになってるんだよね

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かんき出版
2019-01-15