ツイッターにて「世界ブランドトップ15」の2000年から2018年までの推移をまとめたムービーが話題です。

中身を見てみると、2000年初頭のブランドランキングは以下の通りでした。

■2000年 世界ブランドランキング
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1位 コカコーラ
2位 マイクロソフト
3位 IBM
4位 インテル
5位 ノキア
6位 ゼネラルエレクトリック
7位 フォード
8位 ディズニー
9位 マクドナルド
10位 AT&T
11位 マルボーロ
12位 メルセデスベンツ
13位 HP
14位 シスコシステムズ
15位 トヨタ


しかし、2018年では以下の通りランキングはガラっと姿を変えます。

アップルが大躍進し、コカコーラやIBMはズルズル下に・・・。

■2018年 世界ブランドランキング
キャプチャ

1位 アップル
2位 グーグル
3位 アマゾン
4位 マイクロソフト
5位 コカコーラ
6位 サムスン
7位 トヨタ
8位 メルセデスベンツ
9位 フェイスブック
10位 マクドナルド
11位 インテル
12位 IBM
13位 BMW
14位 ディズニー
15位 シスコシステムズ


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倒産寸前の危機に瀕していた当時のApple

18年間のランキング推移として、

・2000年の時点では1位だったコカコーラの凋落
・2000年の時点では3位だったIBMの凋落
・2000年の時点では4位だったインテルの凋落
・2000年の時点では6位だったゼネラルエレクトリックの凋落


を確認することが出来ます。

一方で、

・2000年の時点では圏外だったアップルの躍進
・2000年の時点では圏外だったグーグルの躍進
・2000年の時点では圏外だったアマゾンの躍進
・2000年の時点では圏外だったフェイスブックの躍進


を確認することが出来ます。

特に、ムービーを見てもらうと分かりますが、後半からのアップルの急伸は異常です。

つまり、企業はどんな「今現在」にいかなる価値が在ろうとも、数年経てば必ず、凋落する企業や、著しく成長する企業で分かれるのです。

栄枯盛衰は避けられません。

ウォーレン・バフェットでさえ、アップルに投資を始めたのはつい最近なのです。

特に倒産危機にあったアップルの急激な躍進など、当時誰が予想出来たでしょうか?

とはいえ、S&P500ETFであれば、アメリカの超大型株を時代に応じて入れ替えてくれるので、いつの時代も旬な銘柄を保有し続けることが可能だし、凋落する企業は勝手に構成銘柄から除外してくれます。

そのため、個人投資家こそS&P500ETFを持つべきで、個別株はリスクでしかないことを思い知らせてくれるわけです。

投資家は星の数ほどある個別株で、市場平均をアウトパフォームすることがどれほど困難なものなのか、このムービーを見て再認識した方が良いでしょう。

Appleは当時倒産すると思ってたし何が起こるかわからんね

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