
囲い込み戦略でシェアを広げるネットフリックス
ネットフリックス(Netflix)のアカウントを共有して、友だちとワリカンで楽しむことが若者の間で流行っています。
ロイター通信の調査によれば、ネットフリックスなどのインターネット動画配信サービスを利用する18〜24歳の21%が、家族以外でアカウントを共有したことがあるそうです。
これらのサービスは、インターネットがあれば誰でもネット動画を楽しむことが可能な上に、しかもユーザーを制御しているのはアカウントしかありません。
そのため、アカウントさえ共有すれば、月々1,800円かかるネットフリックスのプレミアムプランを4人で見られることになり、月々なんと450円にまで抑えられます。
プレミアムプランは4台まで共有可能なので、そもそも共有することを前提とするサービスなので、ネットフリックス側もそれを狙ってやっている。
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若者らが重視するのは「共通の話題」
ネットフリックスの戦略は合理的です。
あえて格安で、しかも友だちと共有して動画サービスを利用してもらうということは、ネットフリックスを中心にコミュニティを形成してもらうことと同義だからです。
たとえば、昔はインターネットは無かったので、学校ではテレビ番組が共通の話題として友だちの間で盛り上がりました。
誰もがゴールデンタイムに同じテレビ番組を見ていたからです。
しかし、インターネットの普及によって、趣味嗜好は分散化し、大ヒット作品を生み出すことが難しくなったのです。
そのため、ネットフリックスのような囲い込みをすることによって、アメーバのように友だち間でコミュニティを広げることで、若者に利用を促進させる効果が期待出来る。
そもそも、ネットフリックスのCEOは、公の場で「アカウントの共有は全然オッケー」と発言していることからも、意図的に戦略として仕掛けられていることが間違いではないことを示している。
さらに、ネットフリックスはオリジナル作品にも力を入れており、DVDや他のサービスではそれらを一切見ることは出来ません。
そのため、ネットフリックスを見なければ友だちの話に入ることは不可能で、ますますネットフリックスの依存度を強める後押しをしているとも言えるでしょう。
とはいえ、ネットフリックスはアメリカではインフラレベルで浸透していますが、日本ではまだまだアマゾンプライムビデオが支持されています。
ネットフリックスのオリジナル作品はアカデミー賞にもノミネートされるほど
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