
クレジットカード国際ブランドJCB
(30:00あたりから)JCBカードって日本のためにすごく重要だと思うんですよ。QRコードだったり電子決済が盛り上がってるんですけど、結局これってクレジットカードを使う話じゃないですか。クレカって基本的にVISAとかMastercard、アメックス使ってると思うんですけど、あれって全部アメリカの会社なんですよ。日本ってJCBっていう独自の国際ブランドがある珍しい国なんです。で、キャッシュレス決済をVISAとかMastercard、アメックスでやります!となると、日本中で使われるお金の1部がアメリカのクレジットカード会社にいくってことなんですよ。消費税2%上げますって日本中が大騒ぎしてますけど、消費税の1%くらいの額をアメリカに送るって話になるわけです。消費税2%は日本政府にいって、日本のために使うからまだマシなんだけど、でもそのうち1%がVISAとかに渡ってしまうとアメリカ人に金渡してるようなものなんで日本人は損するんですよね。なので、今後キャッシュレス決済を普及させたいのであれば、政府はJCBを押すべきなんです。日本人全員がJCBを使って、日本の中でお金をグルグル回すべきなのに、
JCB全然普及してないのよ。
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ちなみに、海外で一番JCBが普及してるのはロシアなんですよ。なぜかっていうと、ロシアがウクライナを侵略した時(クリミア半島侵略)に、アメリカとかに経済制裁をされてVISAとかMastercardとかのアメリカブランドを一切使えなくしたんです。で、それを好機としてJCBがロシアに売り込みをかけてJCBを一気に普及させたんですね。なので、アメリカと喧嘩する国があったら、ロシアの時のようにJCBを売り込んでいくべきです。そうすると、世界中から日本に手数料がチャリンチャリン落ちてくることになります。で、結果的にJCBが日本で納税するので、日本が潤うことになるわけです。まあ僕はJCB持ってるけど使ってないんですけどね(笑)
日本のキャッシュレス化で最もトクをするのはVISA、MasterCard、アメックスなどのアメリカ企業です。
カード発行体である日本の金融機関等にももちろん恩恵はありますが、日本政府はクレジットカード決済手数料の引き下げを要望しており、カード発行企業(イシュア)の収益は低下します。
その事実を裏付けるように、10月にはエポスカードの丸井株は-11%安、クレディセゾン株は-8.7%安、楽天カードの楽天株やイオンカードのイオン株も-5%以上も下落しました。
一方、VISAなどのブランド大手は「それは日本の都合、我々には関係無い」と一蹴しているので、彼らの収益が悪化することは一切無く、むしろ日本のキャッシュレスの追い風を受けるでしょう。
そもそも、ブランドはカード発行企業からロイヤリティを貰う仕組みなので、彼らは何もしなくとも収益をあげられることになります
そのため、VISAなどのブランド決済大手は、今でさえ利益率60%以上というとんでもない業績を叩き出してはいるものの、今後も成長が見込めるとすれば、株価は更なる上昇が期待できます。
政府は消費税増税分をポイント還元するとは謳っているものの、景気低迷と手数料の支払いで小売はさらに困窮する恐れがあり、潤うのはVISAなどのアメリカ企業だけという結果になる。
普段使うカードはVISA一択って人は多いんじゃないかな
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