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ZOZO株は「もはや仮想通貨」との声も 

「1万円の服の原価は3,000円」などの度重なる失言により、ツイッターを休止することを宣言したZOZO創業者である前澤氏。

市場はツイッター休止を好感して一時急回復をしましたが、翌日-125円(6.96%)の大暴落という結果に。

背景には、ZOZOは有料会員登録をすれば入会時に全品30%OFF、永続的に10%OFFとなるARIGATOキャンペーンにアパレル大手が反発しており、ブランド価値が下がるとしてZOZOへの出店を相次いで取り止めていることに、歯止めがかからないことです。

以前はオンワードやミキハウスなどが撤退を表明しましたが、さらに今回カジュアル衣料品のライトオンまでが撤退することが分かり、ZOZOの先行きに不透明さが増し、株が売られたのです。

オンワードやミキハウスと異なり、ライトオンは比較的安値で大量販売するスタイルで、オンワードやミキハウスなどのブランド価値毀損とは撤退理由が異なります。

そのため、ライトオンがZOZOに見切りを付けたことの意味は大きく、他のアパレルも芋づる式に撤退を表明する事態に繋がり兼ねない。

ZOZO株価は半年前の5,000円手前から既に1.600円まで暴落している。

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Fリテ社長の柳井氏は前澤氏が大っ嫌い 
人が服に合わせるのではなく、服が人に合わせる――。

全身タイツのような「採寸スーツ」を無料で100万枚以上配る前代未聞のアイデアを実行したスタートトゥデイ社長の前沢友作(42)。ユーザーやマスコミを敵に回すことも辞さなかった異色の経営者が表舞台に出始めた。だがそのアイデアを「おもちゃだ」と一笑に付す人物がいる。

アパレルの巨人、ユニクロの柳井正(69)だ。


(出典:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33756090T00C18A8000000/)

ZOZOはユニクロ(Fリテ)に対抗意識を燃やしています。

前澤氏はユニクロの創業者である柳井氏に噛み付くことが何度かありました。

結果、ZOZOとユニクロは犬猿の仲になっており、特にユニクロの柳井氏は「ZOZOスーツはただのおもちゃだ」と会見で一蹴するほどに。

さらに、「ZOZOはモノを作っていないが、ウチは作っている」として、ZOZOとの違いをアピールしたのです。

実際にこれは当たっていて、ユニクロは全ての商品が自社製品であるために、独断で在庫処分セールなどで大幅に値引きをすることが可能で、誰からも文句を言われることはありません。

一方、ZOZOは実際のところ単なるショッピングモールに過ぎないため、値引きを独断で決行すれば、今回のようなアパレル大手が相次いで撤退ということに繋がるわけです。

そのため、そもそもZOZOとユニクロは勝負になるどころかビジネスモデル自体が異なり、比べられるものでもない。

ZOZOはこのことに気付いてか、ZOZOスーツだったり、ZOZOヒートというヒートテックを真似た製品をオリジナルブランドでリリースしたものの、質はユニクロに及びません。

ZOZOの株が安くなってるから買おうと考えるのであれば、世界的に認められ、安定した品質を安値で提供し続けるユニクロを買った方が、どう考えても分がある。

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齊藤 孝浩
日本経済新聞出版社
2018-07-03