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Spotifyは登場時こそは有望サービスと見られていたが… 

スウェーデン発祥の音楽ストリーミング配信サービスのスポティファイ(SPOT)は、2018年2月にNYSEに新規上場を果たしました。

もともと動画ストリーミング配信サービスはネットフリックスなどでメジャーになっていましたが、音楽のストリーミングはめぼしいのはありませんでした。

そのため、スポティファイは登場から話題となり、 2018年末には全世界で有料会員が9,600万人まで伸びていて、日本でも積極的にCMなどの広告活動を進めています。

2017年3月には5,000万人だったことを考えれば、わずか2年足らずで倍の数まで会員数を伸ばしたことになります。

そんなスポティファイは先日第4四半期の決算を発表しましたが、売上高は15億ユーロ(前年同期比30%増)、利益が4億4,200万ユーロと、見事黒字転換を果たしたことを公表しました。

しかし、決算発表後には株価は前日比2%急騰したものの、上場来高値の200ドル付近から130ドル台まで暴落しており、焼け石に水状態になっています。

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YouTubeなどの大手も音楽ストリーミング配信に参入 

この背景にはスポティファイは競合が多くなっており、YouTube MusicやApple Music、Amazon Prime Musicなど当時とは想像がつかないほどにライバルが増えている現状があり、コモディティ化していることがあります。

特に上記のサービスはGoogle、Apple、Amazonなどの既に資金力やブランド力もある企業が力を入れ始めていることもあり、スポティファイは会員数が伸びているものの先行きは不透明です。

そもそも、音楽配信といってもスポティファイなどが独自のアーティストを持っているわけではないために、どこのストリーミングサービスも提供楽曲は似たもの同士になっていて、結局は価格の差で競い合うしかなくなります。

ネットフリックスはこの問題を打破するためにオリジナル動画の作成に力を入れて来ましたが、音楽業界はプロダクションや音楽レコード会社の力が強いので、たとえスポティファイで独自のアーティスト作りをしたところで、資金力的にAppleやAmazonに負けてしまうでしょう。

スポティファイもこの問題には気付いており、スポティファイ内で新人アーティスト育成プログラムやアワードの実施、作曲家向けのキャンプを開催するも、売れっ子アーティストがそう簡単に育つわけでもない。

スポティファイが上場した際には、「スポティファイこそ日常の音楽を変える」として株価をガンガン伸ばして来ましたが、上場来高値を更新するには何かしらの起爆剤が必要になってくるため、相当ハードルが高くなっている。

既にワイド・モートを確立した企業に新興企業が挑むには、今の時代厳しくなりつつある世の中になっているのかもしれない。
 
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YouTube革命 メディアを変える挑戦者たち
ロバート キンセル
文藝春秋
2018-03-15