スターバックス(SBUX)は、アメリカ市場に上場する言わずと知れた世界的大手コーヒーチェーンです。
以前は日本でもフランチャイズで単独上場を果たしていましたが、日本事業がやけに好調だったため、アメリカ本社がTOBの末に100%グループ傘下に収めました。
そのため、スターバックス株が欲しいのであれば、アメリカ株として買う必要があります。
さて、そんなスターバックスは、定番商品の大半について今月15日から10円〜30円の値上げを行うと公表しました。
値上げする商品はドリップコーヒーやラテなどの30種類で、値上げは実に8年振りとなります。
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中国で急成長を遂げるスタバパクリ店「ラッキンコーヒー」
値上げの理由として、同社は人件費高騰と原材料高騰を上げています。
コーヒー豆の価格は世界的に上昇していて、背景には新興国が豊かになり、先進国以外でも飲まれる頻度が増えたことにあります。
たとえば、中国では今は超コーヒーブームが巻き起こっていて、スタバのパクリ店が大繁盛する事態となっています。
ここ数年で需要が急激に増加したことから、価格高騰に歯止めがかからなくなっているのです。
とはいえ、スタバのコーヒーは今でさえお世辞にも安いとは言えず、むしろめちゃくちゃ高いです。
たとえば、セブンイレブンのコーヒーは味がとても美味しいのに税込100円で飲めてしまいます。
一方、スタバはセブンと同じくらいのクオリティなのに、コーヒー一杯300円〜500円は余裕でします。
場所代だと言われればそれまでですが、そう長居することの無い人にとってはスタバは寄りつき辛い店に変わっていく。
とはいえ、世の中にはブランド重視のミーハーたちが想像以上に大勢いるので、彼らにとっては「値上げは逆にブランド価値が上がるわwww」と、ドヤするための必須ツールとしてこの先も使われ続けると考えられる。

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