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レクサスはカッコイイが、定義上では負債となる 

高級車はいつの時代もステータスの証として人気のある高級車です。

中でも、レクサスやベンツ、BMW、アウディなどがよく知られる高級車であり、新車価格では安いモデルでも500万円、ハイクラスで1,000万円、VIPクラスなら2,000万円〜3,000万円なんていうのもあります。

しかし、庶民で頑張ってやっとのこと手が届くレベルのハイクラス1,000万円(LSとか)を買ったところで、実は3年後にはたったの300万円の価値にしかならないのが現実です。

特に高級車というのは、ステータス誇示のためにあえて高額な車に乗るオーナー向けの「ブランド」を売っているわけで、いわばブランドバッグみたいなものです。

使っている素材などは量販店で売っているものとさほど違いは無いのに、ブランドロゴを付けるだけで急激に価格が上昇するためです。

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ポケットから定期的にお金を奪うのは全て負債 

しかも、ブランドというのは型落ちすれば価格は急落し、高級車も型落ちすれば中古市場に多くの旧モデルが流れ出るために、余計に市場価格は暴落します。

世の中には、「高級車=資産」だと思って買っている人が本当に多いわけですが、それは一部の超高級ビンテージ・モデルだけの話であって、完全に頭が足りていない。

自動車は住宅と同じで、購入直後から相当の価値が下がる「消耗品」であり、10年近く乗れば価値はほぼゼロです。

つまり、懸命に働いてお金を貯めて、憧れの高級車を買ったとしても「負債」という名のゴミ同然のものを買っているわけで、何のために買ったのか分からない。

さらに、高級車は維持費も通常の車よりも車検や修理費が高額で、とても庶民が乗れる車では無いのです。

そもそも、日本ではフツーの車に乗るのだって出来れば避けた方が良い。

なぜなら、日本の自動車税は他の先進国の50倍以上も高く、日本で車に乗るのは「もはや罰金」としか言えないためです。

およそ180万円の新車を11年間維持した場合の維持費を先進国と比べると、日本はドイツの4.2倍、フランスは16.2倍であり、アメリカに至っては50.1倍の高さです。金額に換算すれば、日本が65万円であればドイツは15.6万円、フランスは4万円であり、アメリカは1.3万円となります。

そんな金食い虫のオモチャに、少ない給料から税金を払い続けるのは「非合理的」としか言えず、賢い若者は車など買おうとしないのが実態です。

車は安くて高性能な軽でマジで十分なんだよね

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