スクリーンショット 2019-01-25 13.00.50
P&Gは日本でもお馴染みの、超一流外資系企業 

集中投資を避けた方がよいでしょうか

初めまして。
今年に入ってから、毎日チョコ様のブログで楽しく勉強させて頂いております投資初心者の主婦です。
いつも貴重な情報をありがとうございます。

従業員持株会のブログを拝見しました。
 
P&Gに勤務している主人は入社時から従業員持株制度に加入し、50代の今まで一度も持株に手を付けたことがありませんでしたが、集中投資のリスクを避ける為、一部ですが株を売却することにしました。
売却した分は、主人の積立NISAとiDeCoで運用する予定です。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)とひふみプラスを検討していますが、集中投資のリスクを考えると他を検討した方がよいのでしょうか。
 
私はNISAで、1/16のブログでチョコ様が紹介して下さった米国株(NY証券取引所上場)の高配当株を買うつもりですが、米国株以外も買った方がよいのでしょうか。
 
素人なので、お恥ずかしい質問ですみません。
お時間のある時にご指南いただけると助かります。 
厚かましいお願いで申し訳ございません。
 
どうぞ宜しくお願い致します。

SPONSORED LINK


P&Gはチョコも保有している優良株ですが、やはり集中投資は避けるべきです。

たとえば、東京電力やJALは国策だから絶対に倒産しないと考え、年金代わりに数百万円、数千万円をこれらの株に投資した個人投資家は多かったです。

しかし、東京電力は東日本大震災の原発事故によって「原発安全神話」が崩れ去り、株価は1株2,200円から100円台まで転げ落ちてしまいました。

JALもあっけなく会社更生法を適用し、100%減資で株は紙切れになりました。

従業員持株会で同社の株を長年コツコツ積立していた社員は多かったわけですが、全てが紙切れになって数十年越しの資産が溶けたばかりでなく、人によってはリストラをされて"資産と職の2つ"を同時に失ったのです。

「卵はひとつのカゴに盛るな」

という格言がある通り、人的リソースと金融資産を同じカゴに盛ってはなりません。

関連記事:従業員持株会はメリット無し!会社が傾けば給料ゼロ、資産もパーになることも。 

さて、分散投資先にeMAXIS Slim米国株式(S&P500)とひふみプラスを検討しているとのことですが、これらは非常に広域の銘柄(上場企業)に分散されている投資信託になりますので、この2つを買うのであれば個別株は不要でしょう。

個別株はリスクが大きいため、持株会と同様に最悪紙切れになる恐れがありますが、投資信託は倒産で紙切れになるリスクはありません。

たとえば、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)はアメリカ市場に上場する超大型企業の株が500個まるっと入っている詰め合わせ商品で、AppleやGoogle、J&Jや当然P&Gも入っています。

その中のひとつの企業がたとえ倒産した場合でも、その他499もの企業が株価を支えてくれるため、影響が軽微に済みます。

個別株は投資に慣れてきて、自分なりの運用を楽しみたいと思った時に手を出せば良いものなので、まずはこの2つの投資信託で分散投資をスタートしましょう。
 
にほんブログ村 株ブログへ
1日1回応援お願いします♪

SPONSORED LINK