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全盛期は400円、現在は30円・・・ 
正社員になってもたかが知れてる

Aさんは愛媛から上京して都内の私立大学を卒業。

卒業後は2年ほど貯金を切り崩して生活した後、2012年から契約社員として郵便配達の仕事を始めた。

フルタイムで年収は約450万円、月々の手取りは30万円ほどだ。5年間で約250万円を貯めた。

「コンビニで値段を見ずに1.5リットルのペットボトルを買うとか、ハーゲンダッツを買うとか。すごい贅沢をしたいわけじゃないけど、ゆとりが欲しかった。そういう意味でお金が欲しかったんです。でも正社員になっても年収は600万円くらいでたかが知れている

株は市場がすでに出来上がっていて自分が勝てる可能性が低いし、ギャンブルは性に合わない。

海外から輸入した服やフィギュアなどをヤフオクやメルカリで転売もしてみて、月10万円ほどは稼げたが「結構しんどい」。

そんな自分でも一発逆転できる千載一遇のチャンスを探していた2016年、見つけたのが仮想通貨だった。

「半年くらいどれがいいかなっていうのをじっくり調べて。結局リップルに決めました

そんな中起こったコインチェックの流出事件だった。

流出報道の夜は、ほとんど眠れなかった。

「誰でもいいから、誰かに泣きつきたい」

そう思うほど精神的に参っていたという。

(出典:https://www.businessinsider.jp/post-161041)
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秒速一億円の男の与沢翼氏もお熱だったリップル。

全盛期では400円まで暴騰しましたが、今ではすっかりバブルは終焉し30円台まで大暴落してしまいました。

リップルは次世代の金融ネットワークの主役とも言われており、今までの遅延が多くコストの高い集中管理型ではなく、非常に信頼性の高い分散型帳簿ができると期待の的でした。

これは国際送金革命とも言われ、リップルでは銀行間を独自ネットワークで結ぶことによって国際的な送金を安いコストでかつリアルタイムの超高速で行うことができる夢の通貨でした。

実験では、リップルを使うとこれまで4日もの時間を要していたスペインからメキシコへの送金は、わずか数秒で完了することが確認されています。

しかし、実際にはリップルは国際送金で使われることは無く、既存のクレジットカードなどのキャッシュレス決済に負けてしまいました。

理由はコインチェックの流出で露呈した、ハッキングにより簡単に盗難や改ざんが行えてしまうことです。

金融には正確さ、安全性が第一であり、それをおざなりにすればいくら送金速度が速くても価値はありません。

今でも仮想通貨をガチホしている情弱はいないとは思いますが、今でも夢を見続けているのであれば一刻も早く売り払った方が賢明です。

与沢氏の忠告通り、バブルは完全に終了した。

仮想通貨の盛り上がりっぷりは今思い返しても異常だったからなぁ

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