013569DF-C4AD-4FA4-A1DA-2B06E92ED3C1
劇薬は少量なら効果アリだが、過量に使用すると毒になる 

大発会の日経平均は大きく下落に転じ、20,000円から一時19,200円台まで急落しました。

理由は年末のアメリカ市場の暴落を受けたこと、アップルショックが世界経済の減速に繋がるとされたためです。

麻生太郎財務相はこの日、証券業界が開催する新年名刺交換会に登場し、「株価は気分的な影響が極めて大きい。今日の暴落はアップルのせいだ」と日本市場の急落を牽制しました。

この日、日経平均は結局19,500円まで回復しましたが、裏では日銀のETF買いがあったと指摘されています。

購入額はわずか1日で716億円にも上り、この日銀買いがあったことで市場はやっとのこと落ち着きを取り戻し、株価は下げ止まったのでした。

日銀は昨年の大納会でも715億円ものETFを買い込んでおり、日経平均を下支えしていました。

SPONSORED LINK


3B010AD5-8A84-4A37-8A46-8B5DC91BC4D1
日銀買いが無ければ「日経平均は1万円前半だ」という声も 

大納会や大発会で日銀が動かなかったら、投資家は日本市場が暴落する中で「もう日銀は買ってくれない」として、失望売りが加速して大暴落に繋がっていたでしょう。

また、日銀自身が保有するETFも大幅に含み損に繋がり、世間の批判を浴びかねない。

そのため、もはや日銀が「買わない」という選択肢は”あり得ないもの”となっていて、世界でも類を見ない自国株の爆買いは今後も続く。

とはいえ、日銀の悪影響は市場に現れ始めており、日銀の政策で株価が大きく動くことは既に証明されつつあります。

たとえば、日銀は日経平均銘柄への影響を少しでも減らすために、日経平均ETFから今ではTOPIXへのETF買いに切り替えています。

この切り替えのニュースが流れた場中、日経平均は大きくマイナスに転じましたが、内訳を眺めていると東証全体では80%もの株が”上昇”していました。

通常、80%もの株が上昇しているのであれば、日経平均はプラスになって然るべきだと言えますが、実際には”下落していた”のです。

この不可解な現象の正体は、日経平均ETFの資金流入の恩恵を最も受けていた1株の価格が大きいファーストリテイリングやエーザイ、ソフトバンクなどの株「だけ」が、日銀の方針変更の影響を大きく受けるとして、強烈に売り叩かれたためでした。

つまり、日銀が株を買わなくなれば、日本株が大きく売られることがこの一件で証明されてしまったというわけです。

日銀が出口戦略に向かった時、日本市場は外国人投資家の空売り天国と化して大暴落するのは免れません。

外国人投資家も、日本の個人投資家も、基本的に日本株を買わないので、ヘタしたらアベノミクス以前の1万円を切ってしまう可能性すらある。

にほんブログ村 株ブログへ
1日1回応援お願いします♪

SPONSORED LINK


日銀破綻
藤巻 健史
幻冬舎
2018-11-08