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不動産投資の良い話なんて、今まで聞いたことが無い 



■不動産投資は罰ゲーム
不動産投資もやってみたけど、投資というよりむしろ強制労働に近い。

リーマンショックの後、不動産価格が暴落したのでビルを買った。

家の近くにコンビニが無かったので、近くのビルを買ってコンビニを入れたらラクなんじゃないかと考えたのが理由。

今は東京にビル2棟、マンション1棟、名古屋にビル1部と保有している。

その結果わかったのは「やめておけばよかった」ということ。

大間違いだった。全然儲からない。

僕が持っているビルは25億円で、家賃収入は3,000万円に満たず、利回りは1.5%にもならない。

しかも、建物は年々劣化していくし、テナントも思うように入ることは無い。

いずれ大規模修繕も必要になるため、そうなると利回りは1%にも満たなくなる。

その上、すぐに売れるものではない。

加えて様々な書類を書いたり、大家としての仕事の義務がある。

ビルオーナーというのは、そういう立場になって気持ちよくなりたい人がやればいい。

僕からすれば、まったくオイシイことはなかった。

大げさではなく罰ゲームを受けているような気持ちだ。

(出典:一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学)

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REIT_outline
不動産投資ならREITに投資した方が遥かにマシ 

不動産投資は実は全くの不労所得では無く、「不動産ビジネスを運営する」ことと同義であり、労働が発生します。

たとえば、毎月家賃が振り込まれるためには入居者がいなければ始まりません。

そのため、入居してもらうために不動産業者と連携したり、入居者がいれば入居者対応を行う必要があります。

さらには退居対応、家賃回収、メンテナンスなど盛りだくさんで、築年数が経てば近所のライバルに入居者を取られる可能性があるため、価格競争のためにリフォームなどの工夫を凝らしたり、物件購入後も様々な努力を求められます。

つまり、不動産投資は不労所得に当たらず、完全に「労働」に近いと言えるわけです。

そこまでして、たった1%前後の利回りならもはや地獄としか言えず、しかも日本の不動産は「地震・天災」という天変地異まで気にしなければならない。

これなら不動産の株を買ったほうが遥かにマシで、特に不動産投資信託(REIT)を買って放置した方が寝ているだけで分散効果と圧倒的な高利回りを享受出来ます。

REIT(リート)とは、投資家から集めた資金で不動産への投資を行うファンドのことで、得られる賃貸料収入や不動産の売買益を投資家に分配します。

この仕組みにより、投資家はリスクの高い現物資産を保有することなく、間接的に様々な不動産のオーナーになることが可能で、面倒な大家としての仕事もありません。
 
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