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学生は「奨学金は借金」となかなか気付けず、安易にお金を借りてしまいます。

その結果、返済に苦しむ若者が増えています。

大学の学費が年々上昇の一途を辿っていることもあり、多額の奨学金を借りることにより「奨学金で破産する」という冗談のような事態も社会問題になっています。

日本学生支援機構によれば、学生が奨学金を利用する割合は現在2人に1人まで増えてきており、50%に届く水準となっています。

10年前は4人に1人居る程度だったのが、リーマン・ショック以降の不景気の波で、学費が払えない世帯が増えたのです。

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そんな状況を鑑みてなのか、2018年度から独立行政法人日本学生支援機構は「給付型奨学金制度」を本格的にスタートさせました。

これは「返さなくてもいい奨学金制度の誕生」であり、金銭的な事情で大学進学をあきらめかけていた学生にとって大きな希望となるでしょう。

奨学金が日本を滅ぼす」の著者である大学教授の大内裕和氏によれば、30年前は全体で見ても、奨学金を利用する学生は20%にも満たなかった水準でした。

しかし、現代ではほとんどの学生が奨学金制度を利用していると指摘していて、それも月に2~3万円くらいの額ではなく、月10万円という学生が多く存在していたと言うのです。

その理由として、同氏は学費の高騰を挙げています。

まず、1970年代。

今から約50年前は、国立大学の授業料は年間約1万2000円でした。

月当たり、たった1000円です。

もちろん今のほうが物価も高いですが、その差は約3倍なので、現在の金額に換算しても年間授業料は3万6000円。

国立大学の学生は、そもそも授業料の心配をする必要がなかったのです。

当時より所得の少なくなった若者は、「少ない給料」と「高い返済」に追われるハメになりました。

そもそも、奨学金は借金なので、返済をせずにいると5%もの延滞金が付いてしまうため、返済のハードルはさらに上昇することになります。

延滞が数ヶ月続けば回収業者から催促があり、場合によっては自宅や会社に訪問され、返済を催促されます。

まさに、ドラマにあるようなサラ金さながらの取立てシーンが、実際の奨学金で起こり、トラブルとなっているわけです。

返済の督促を求められたケースは、年間で8,400件に上り、この10年で実に40倍にも増えています。

「奨学金」といえば、審査を通過すればタダで学費を払ってくれる魔法の制度だと思われている節があり、大学全入時代も後押しして「必ず進学しなければならない」と言った間違った常識が、多数の奨学金破産に繋がっています。

今の時代、多額の借金までして大学を出たところで、貰える給料はたかが知れています。

むしろ、高卒採用枠で大手企業に入って、そこでお金を貯めてから大学進学という道が最も賢い。

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奨学金 借りるとき返すときに読む本
埼玉奨学金問題ネットワーク
弘文堂
2018-01-18