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■VISAの成り立ち
VISA(ビザ)は誰もが知る決済の世界最大手ブランドです。

成り立ちは、アメリカ主要銀行「バンク・オブ・アメリカ」の社員であるディー・ホック氏が、サラリーマンとして雇用されている中で創設されたところから始まります。

1958年当時、バンク・オブ・アメリカが独自発行していたクレジットカード「バンカメリカード」というブランドが劣勢に置かれており、その巻き返しを図るための超重要プロジェクトとして発足したのが「カード対策会議」でした。

VISAの前身であるバンカメリカード
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このカード対策会議に参加をする事になったディー・ホック氏はカード決済におけるフラットなシステム構築を推進、改革を牽引し、VISAの前身である「ナショナル・バンク・アメリカ」を設立しました。

ディー・ホック氏はその会社のCEOに就任することになり、決済システムをVISAと名付けました。

■VISAの事業内容
VISAはクレジットカード会社と考えられていますが、実は彼らは直接的なカード発行は行わず、決済ネットワークのみ提供するビジネス・スタイルです。

カード発行は金融機関を中心とした世界中の企業が請け負います。

日本では三菱UFJ銀行や三井住友銀行などの金融機関、イオンなどの小売がVISAと提携することでクレジットカードを発行します。

VISAはそれらの企業からロイヤリティを徴収することで、超高収益なビジネスモデルを構築しています。

消費者がクレジットカードを使うごとに、カード発行会社に手数料が支払われ、その中にVISAの取り分があるようなイメージです。

そのため、VISAは自分らのことを「At its heart, Visa is a technology company.(本質的にはVISAはテクノロジーの会社である)」とコメントしており、テクノロジーで決済をリードしてきた存在であると言えるでしょう。

世界シェアは60%と寡占状態で、他社を寄せ付けません。

圧倒的なVISAの国際シェア
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■VISAの株価
VISAはNYSEに上場する超優良企業であり、NYダウ構成銘柄として、ここ10年の間に10倍もの株価上昇を達成、配当も毎年増配、自社株買いも積極的に実施し、株主を潤して来ました。

2008年にニューヨーク証券取引所に上場してからというものの、株価は常に右肩上がりであり、この10年で10倍にまで膨れ上がっています。

たとえば、上場時には1株10ドル程度であった同社の株価は、今現在すでに160ドルにまで駆け上がっており、調整という調整もありませんでした。

パフォーマンスもS&P500指数をアウトパフォームしています。

オレンジ:VISA、ブルー:IVV(S&P500)
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自社株買いも、配当の増額も多額の規模で行い続けており、配当はこの10年で6倍以上になっています。

VISAの配当は右肩上がり
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それもすべては「決済システムの王者」として君臨し続けるから出来ることで、これからのキャッシュレス社会の成熟によって、VISAはますます収益を上げ続ける優良企業であると言えそうです。

■VISAの各指標
ティッカー:V
配当利回り:0.64%
増配年数:11年
採用指数:NYダウ、S&P500 
EPS:1.17ドル

VISAのEPS推移
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特にVISAのようにEPSがしっかり伸びている会社は健全です。

1株あたり純利益が高ければ高いほど、原則的に株価も高くなるので、VISAの株価はますます高くなっていくことが期待できます。

■今後のVISAの見通し
近年ブロックチェーン技術の登場によってVISAなどの既存の決済システムは追いやられ、仮想通貨が国際的な基軸通貨となるのではないか?と世界を騒がせました。

しかし、結局はクレジット決済システムを基盤としたスマホ決済が仮想通貨よりも遥かに早い進化を遂げ、クレジットカード決済の地位をさらに強固にしたのです。

そもそも、スマホ決済にはAmazon Pay、Apple Payなどの名だたる超大手が参入していますが、この仕組みはVISAなどのクレジットカードを設定することで決済を可能にしています。

つまり、次世代のスマホ決済市場も、VISAが牛耳ることは明白で、今後も高い収益を上げていくでしょう。

廃れることなく世界中の人々の日常生活で愛され、そして進化を遂げていくのがVISAなのです。

東京オリンピック公式パートナーにも選ばれているVISA
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■おすすめの投資方法
VISAは調整という調整がなく、株価は常に右肩上がりでした。

財務状況も健全であり、キャッシュも潤沢で株主還元の旺盛なVISAは、株価の調整を待って安く買おうとすると、永遠に買い場が来ない可能性があります。

そのため、VISAの株を買うのであれば、株価が史上最高値を更新していたとしても、思い切って買うことです。

資金にあまり余裕が無い投資家は、毎月コツコツ買っていくドルコスト平均方がおすすめです。 

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