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VISA誕生のきっかけとなったバンカメリカード 

VISAは誰もが知る決済の世界最大手ブランドです。

成り立ちは、アメリカ主要銀行「バンク・オブ・アメリカ」の社員であるディー・ホック氏が、サラリーマンとして雇用されている中で創設されたところから始まります。

1958年当時、バンク・オブ・アメリカが独自発行していたクレジットカード「バンカメリカード」というブランドが劣勢に置かれており、その巻き返しを図るための超重要プロジェクトとして発足したのが「カード対策会議」でした。

このカード対策会議に参加をする事になったディー・ホック氏はカード決済におけるフラットなシステム構築を推進、改革を牽引し、VISAの前身である「ナショナル・バンク・アメリカ」を設立しました。

ディー・ホック氏はその会社のCEOに就任することになり、決済システムをVISAと名付けました。

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世界最強の基軸通貨はVISAである 

VISAは間違い無く、今までもこれからも「決済システムの王者」として君臨し続けると考えられます。

VISAはNYSEに上場する超優良企業であり、NYダウ構成銘柄として、ここ10年の間に10倍もの株価上昇を達成、配当も毎年増配、自社株買いも積極的に実施し、株主を潤して来ました。

彼らは直接的なカード発行は行わず、決済ネットワークのみ提供するビジネス・スタイルです。

カード発行は金融機関を中心とした世界中の企業が請け負います。

VISAはそれらの企業からロイヤリティを徴収することで、超高収益なビジネスモデルを構築しています。

VISAは自分らのことを「At its heart, Visa is a technology company.(本質的にはVISAはテクノロジーの会社である)」とコメントしており、テクノロジーで決済をリードしてきた存在であると言えるでしょう。

とはいえ、近年ブロックチェーン技術の登場によってVISAなどの既存の決済システムは追いやられ、仮想通貨が国際的な基軸通貨となるのではないか?と世界を騒がせました。

しかし、結局はクレジット決済システムを基盤としたスマホ決済が仮想通貨よりも遥かに早い進化を遂げ、クレジットカード決済の地位をさらに強固にしたのです。

そもそも、スマホ決済にはAmazon Pay、Apple Payなどの名だたる超大手が参入していますが、この仕組みはVISAなどのクレジットカードを設定することで決済を可能にしています。

つまり、次世代のスマホ決済市場も、VISAが牛耳ることは明白で、今後も高い収益を上げていくでしょう。

廃れることなく世界中の人々の日常生活で愛され、そして進化を遂げていくのがVISAなのです。

さて、このところのNY株式市場は軟調相場が続いていて、VISAも漏れなく150ドルの高値から120ドルまで落ちています。

そのため、VISAが欲しかった投資家からしてみれば、

「やっと買い場が到来した」

と喜んでいい頃合いになって来たでしょう。
 
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VISAのトップブランド戦略
岩田 昭男
東洋経済新報社
2003-11