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プラザ合意は日本経済の長期低迷のきっかけ 

アメリカが建国されたのは1776年のことでした。

今年で242年の月日が流れ、アメリカは超大国として君臨し、世界の富を吸い上げて成長を続けています。

バフェットはアメリカ楽観論を繰り広げて、今なおアメリカ株をアホみたいに買い漁っていますが、これは何があっても成長し続けられる「根拠」があるから買っていて、決してボケて暴走しているわけでもない。

アメリカの成長エンジンとなっている根幹は、経済力と軍事力を利用した「他国への脅し」です。

そもそも、この世の中は「優秀な者」だから富が得られるのではなく、「力の強い者」が富を得られる構図になっており、それはすなわち相手を服従させることで大きな富を得られる。

強い者はルールを作り、格下の相手はそのルールを強制させられるのです。

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欧米に有利なルール変更に苦しんだ東洋の魔女 

たとえば、日本は高度成長期に「世界の工場」として頭角を現し、ガンガン世界に輸出してカネを稼ぎました。

当時は圧倒的な円安で、1ドル240〜250円だったため、アメリカ企業は日本製品に押されっぱなしでした。

この時期、日本は唯一アメリカを負かす機会でもあったわけですが、結局のところ当時のレーガン政権がプラザ合意に漕ぎ着け、一気に1ドル200円まで円高が進みました。

当時のアメリカ経済は不況で、さらにドル高に苦しめられていました。

しかし、アメリカ経済の悪化は世界の経済悪化を誘発するとの理論から、アメリカは半ば強引に先進国を中心とした合意形成でルールを捻じ曲げ、ドル安にすることに成功、輸出拡大で利益を取り戻したのです。

一方、日本経済は円高不況に陥り、この合意が日本の長期景気低迷のきっかけになったとも指摘されています。

今は中国がアメリカの新たな敵となっており、昔と変わらず力技で服従させようとしています。

これはアメリカのお家芸であり当時の日本への圧力そのもので、中国もアメリカのルールに従うでしょう。

そもそも、スポーツであっても、欧米からの圧力でルールが変更されるのは日常茶飯事です。

かつて東洋の魔女と呼ばれ、オリンピックで世界1位の座を獲得した日本女子バレーボール。

彼女らは想像以上に強くなり過ぎたため、突然「ブロック時のオーバーネットを反則としない改正」のルール変更が欧米主導で行われました。

日本人は欧米人と比べて身長が低く、そもそも手も短い日本人はオーバーネットする選手は誰ひとり存在しませんでした。

つまり、このルールは欧米人が日本人からのアタックをブロックしやすくなっただけの恣意的なルール変更で、アメリカはいつも自分たちの都合の良いようにルールを変えるのです。

ルールを制するものは世界を制しますが、そもそもルールというのは力のある国でしか変えられないことをバフェットはよく知っています。

アメリカは突然ルールをちゃぶ台返ししては他国に強制するので、いつでも最もオイシイ想いをし続けられるのが、アメリカが成長し続けられる真実なのです。
 

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