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感情というのは、生存をかけて脳が下した判断 

世界同時株安が株式市場を襲っています。

特に2018年は数々のショックが投資家心理を冷やし、パフォーマンスがマイナスになっている投資家は多いです。

とはいえ、ここ10年でNYダウは7,000ドルから25,000ドルまで駆け上がっていったわけで、 2018年がマイナスだからと株を投げ売っていたのでは儲けられるものも儲けられません。

企業業績が堅調であることを考えれば、この先も株価が駆け上がっていく可能性は高いわけで、今買わないといけないのに多くの個人投資家は売るのです。

個人投資家が負け続けるのは「感情」に負け続けるからで、目先の含み損に耐えられないからです。

とはいえ、これは人間に本来備わっている本能であって、危機回避能力とも言えます。

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たとえば、あなたの昔の記憶を何でも良いので思い返してください。

パッと頭に浮かぶのは、ムカついたこと、恥ずかしかったこと、悔しかったこと、悲しかったことなど、なぜか嫌な記憶ほど鮮明に覚えているかと思います。

一方、楽しいことや幸せなことは意外と思い出せないのです。

実は、この現象は医学的な根拠があり、嫌な事、辛い事、危険な事をまた繰り返さないよう、人間の本能の中にしっかり記憶される機能が備わっているためです。

投資で言えば、利益が出た喜びよりも、損失が出た悲しみの方が強烈なインパクトが脳に、そして心理的に負荷を与えます。すると、人は本能的な危険を察知したとして株を投げ売ってしまうのです。

さらに、株のことを考えるたびに損失の記憶がずっとフラッシュバックして、悔しさを挽回するために理性が吹っ飛んでリスクのあるギャンブル投資に手を出します。

そして、多くの個人投資家は退場します。

投資というのは最大の敵である「感情」に負けなければ勝てるようになっています。

つまり、感情を無くせば勝てるのです。

そのため、どんな時であっても感情を無にして機械的に買い続ける「積み立て投資」が、実はどんな投資法よりも有効なのです。

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