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株式市場にもクリスマス・セールが到来 

900億ドルもの個人資産を持つウォーレン・バフェットは、アップル(AAPL)の株価が下がれば下がるほど嬉しいと言いました。

なぜなら、安ければ安くなるほどに、少ない資金で優良株アップルが買えるからです。

たとえば、iPad Proは10万円もする高価なものですが、30%オフで7万円セールをするとなれば、世間的にもニュースになり、家電量販店には行列が出来るでしょう。

しかし、アップル株が30%オフされていたらどうでしょうか?

株式市場に行列が出来るほどの買いが殺到するかと思いきや、世の投資家はなぜか投げ売りを始めるのです。

本来、株の下落局面では優良株も相場につられて下がりますが、株そのものの価値は変わりません。

そのため、バフェットの言うように株価が安くなれば投資家にとって嬉しいニュースのはずなのですが、そうは思えないのが投資家心理と言うものなのです。

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とはいえ、投資で儲けを出す人は、誰もが株を安く買える時は「嬉しい」と発言しています。

たとえば、30年に及ぶ株主優待銘柄への投資歴を持ち、1億円の大損から奇跡の1億円の資産復活を果たした桐谷さんは、株を買うのはバーゲンの時が最も良いと指摘しています。

彼は株を百貨店に喩え、「百貨店のバーゲンでは皆がモノを奪い合っているのに、株のバーゲンでは誰も買いに行かずに勿体ない話である」と、下落局面で買わない投資家を一蹴しました。

安い時に買って長く持つのが、長期投資で儲けるコツだと言うことでしょう。

今、株式市場はボラティリティが非常に高い場面が多く、わずか1日で大きく下げることも多いです。

実際12月4日のNY市場は、一時800ドルを超える大幅な下落となり、多くの投資家は株を投げ売りしてしまいました。

しかし、本来投資で儲けたいのであれば、このような暴落局面こそセールがやってきたと思って「買い」が必要で、 投げ売りをする投資家は絶望的にセンスが無い。

一足早いクリスマス・セールがやって来たと考えて、NYダウなどの優良株をぜひ買いに向かってください。

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センスは知識からはじまる
水野 学
朝日新聞出版
2014-04-18